8月 07
最近ブログの更新が滞っていましたが、実は先月勤めていた会社を円満退職しました。
親しい方にはすでに報告をして「次どこ行くの?」と何度も聞かれたのですが、まったくのノープランです。次に何をするかも決めていませんし、まったく目処も立っていません。いい歳して無計画すぎるにもほどがあるってもんですね。
つくづく私の生き方って、チョロQの原理で動いているようような気がします。一旦後ろに引かないと前に進めない、みたいな。。。
そんなわけで、しばらくの間ブログの更新をお休みして、趣味の自転車を乗りまわしながらサドルの上で色々と深く考え事をしていました。
「さて次はどんな広告系の仕事に転職しようかなぁ」とか、「いや、そもそも広告そこまでしてやりたいのか、オレ」とか、「なんだかんだ言って前職でも結構苦労したので、やっぱり自分って広告の仕事って向いてないんじゃないか」とか、「別に広告に限った話をしたくてブログを立ち上げたわけじゃないけど、読んでくれる人が期待しているのは広告ネタだろうから、ブログも閉鎖もしようかなぁ」とかとか。
で、結論としては、これまで仕事で結構自分のやりたいことを優先してやってこれたので、次は「君、これやってくんない?」なんて、他人に求められる仕事ができたら幸せだなぁ、なんて思っています。もちろん、それって広告に限らずの話で。
そう考えたとき、もし万が一にもこのブログを読んでいる方で、「こいつどんな奴か会ってみたい」という方がいれば、ぜひ会ってみたいなぁ、なんて淡い期待を抱いてたりなんかしています(面接で変にカッコつけて話すより、このブログを読んでいただいた方がよほど素の自分を知ってもらえるし、ベクトルも共有できると思うので)。
そんなわけで、もし興味があるなんていう奇特な方がいれば、ぜひお声掛けいただければ幸いです。連絡先はコチラのページにメールアドレスを公開しています。
なお、ブログについては引き続きゆるゆると続けていくつもりです。
残念ながら、ネット系広告マンのブログではなく、単なる広告好きのオッサンがやってるブログになってしまいましたが(それこそテレビで野球中継見ながらビール片手に「原監督よぉ、そこはオメェ代打だろーがっ!」とか好き勝手言っているおじさんと何ら変わりありません)、そこそこ読んでくれる方もいらっしゃるようですし、知っている方から励ましのお言葉をいただいたので。
ところで話は変わりますが、今日は半年に1度の「広告系総会」。このブログで1つのテーマとして広告を扱うキッカケになった大切なイベントです。
久々にお会いできる方もいて、今からとても楽しみです。参加される方々、何卒よろしくお願いしまーす!
8月 06
以前、広告界の風雲児である某氏のセミナーを聞きに行った際、「広告賞のなかには『消費者のためになった広告コンクール』ってのがあるんだけど、ということは、ほとんどの広告って消費者のためになってないってことじゃない?」なんて、かなり際どい発言が飛び出しました。
まぁ、この発言はその人の本心というよりも彼なりのジョークなわけですが、個人的にはこの話を聞いて「なるほど確かに」と深く納得したのを覚えています。
いまでもこの発言はまさに正論で、広告って基本的には消費者のためになる必要があるもんだと思っています。
なんで突然こんな話をするかと言えば、実は先日「POLAR BEAR BLOG」さんのこんな記事を読んだからです。
・看板広告が人命救助した話[POLAR BEAR BLOG]
http://akihitok.typepad.jp/blog/2009/08/post-61fe.html
この広告は間違いなく「消費者のためになった広告コンクール」で金賞もんですよねぇw
もちろん、上で書いた「広告は消費者のためになる必要がある」っていうのは、こんなふうに直接的に人のためになるという意味ではなくて、広告を見て少し楽しい気分になったとか、ちょっと感動したとか、励まされたとか、それこそ自分が欲しかった商品を見つけるキッカケになったとか、そのレベルの話なわけですが。。。
もしそれさえもできないような広告ならいっそのこと本当に直接的に人のためになるものを目指しちゃった方がいいんじゃないか、と思うわけです。
というわけで、今回は海外の広告事例から直接的に人様の役に立ちそうな広告の数々をまとめてみたいと思います。
まずは、ビールメーカーが作ったビールケースそっくりの引越し用ダンボールから。

お次は同じくビールメーカーが作ったペーパーバック。

これは日本でもやって欲しいキットカットの休憩用ベンチ。

そして、汗臭い満員電車のなかの緊急用制汗スプレーw

さらには、ニュージーランドのテレビ局が犯罪ドラマの番宣用に制作したビーチマットとしても使える(というか使って欲しい)ビーチタオルww

最後に、こちらもビーチの必需品ビーチパラソルwww(ニベアの日焼け止めクリームの広告なので、クリームを塗った人だけ恩恵にあずかれる透明のビーチパラソルですが)

まぁ、最後は毎度のことながらおふざけになってしまいましたが、真面目な話、広告って基本的に何らかの形で消費者のためになる必要があるもんだと本気で思いますよ。
【参考記事】
・Bittburger Beer: Moving Box[scaryideas]
http://www.scaryideas.com/print/9434/
・Shumensko Beer: Beer crate | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/dm/shumensko_beer_beer_crate
・Kit Kat Benchvertising | Buzzing Bees
http://www.buzzingbees.be/2008/12/12/kit-kat-benchvertising/
・Right Guard: Perspiration Emergency | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/right_guard_perspiration_emergency
・Prime TV: Weekend murder scene | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/dm/prime_tv_weekend_murder_scene
・Nivea: Beach | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/nivea_beach
8月 06
さきほど紹介したCMの流れで、接着剤の広告つながりということで。。。

本当に接着剤でくっついている橋なら渡りたくありませんが、見た人には説明不要で強力な接着能力をもった商品であることが伝わりますね。
【参考記事】
・Alteco Super Glue: Steel span wire | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/alteco_super_glue_steel_span_wire
8月 06
これスゴイ! いったいどんな考え方をしたら接着剤のCMでこういう発想に行き着くのでしょう?
ボクなんかじゃ1万年と2千年前から考えてても、とてもたどり着けない境地です。
しかも、制作した広告会社が日本のI&S BBDOというのが誇らしい。
久々に心を打ち抜かれたCM。惚れました。いや、落ちました。
今後、接着剤を買うときは「スリーボンド」を指名買いします。いや、マジで。
【参考記事】
・ThreeBond: Bond Your Sparks / Advertolog.com
http://www.advertolog.com/paedia/reels/2009/08/05/560571/
8月 05
今週月曜日、公開中の映画『サマーウォーズ』を観てきました。
ここでは映画の感想は詳しく述べませんが、個人的にとても良い映画だったと思います。ガラにもなくウルッときたし。。。
ところで、「Twitter」上ではこの映画を観た人たちがすでに盛り上がっていたので、私は他の人もそこそこ満足しているんだろうなぁとは感じていましたが、さきほどこちらのニュースを読んでかなり驚きました。
・『サマーウォーズ』が好発進!今後の興行も期待大[nikkei BPnet(日経BPネット)]
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090805/172669/
劇場出口調査でも、満足度は96%となっており、観客層も幅広いことから、今後の興行も期待できそうだ。
いかに配給会社の調査だからといって、出口調査で満足度96%って!? 価値観の多様化だのマスの崩壊だのと叫ばれているこのご時世にあって、この数字は異常です。
ではなんでこんな数字になるのか?
おそらくその答えは、この映画の監督である細田さんがWeb広告制作者向けのイベント「月刊インタラ塾」で語られていたことにあるような気がします。
・【サマーウォーズに見る、ネットとアニメのコミュニティ論】 “時かけ”の細田監督がネットとアニメのコミュニティ論を語る -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/summerwars/20090803_306739.html
「価値観が多様化していく中、ベースにあるものを大事にしたい。普遍にあるストーリーを探すことが重要になる」
つまりいかに価値観の多様化だのマスの崩壊だのと叫ばれようが、人間にとって普遍的なものを見失わず、きちんとそれを掘り下げていければ、それは多くの人の心を動かすものになるということではないでしょうか?
「それって何?」って言うと、それって結局ベタだけど「愛」「友情」「正義」「人生(死)」「家族」というようないつの時代も変わらない普遍的なテーマのような気がします(ちなみに、以前私が勤めていた出版業界では「セイ(「生」と「性」)」をテーマにした本はほぼ外れないという話を聞いたことがあります)。
というわけで、 多くの人の心を動かすコンテンツを作りたいなら「エっ、いまさら?」「それって時代に逆行してて、ダサくない?」とか言わずに、もっと真剣に人間にとって普遍的なものは何かを突き詰めて見つめていかなきゃいかんよなぁ、と思う次第です(もちろん今風の味付けは必要なのかもしれないけど)。
いかに旬の話題だからって、メイドとか婚活がテーマって、そりゃ違うやろ。と最後に毒舌。
■ 映画「サマーウォーズ」公式サイト
http://s-wars.jp/

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