服に貼り付いたシミを剥がすことで、機能を体感させる衣料用洗剤の雑誌広告

Magazine, Advertising Comments (0) | Trackbacks (0)

P&Gの衣料用洗剤ブランド「Ariel(アリエール)」がアラブ首長国連邦(UAE)で展開したのが今回紹介する広告キャンペーン。

その広告が掲載されていたのは女性向けのファッション誌。それだけ聞くと「なんだよ。よくある話じゃないか」と思われるかもしれませんが、もちろん普通の広告だったら、ここで紹介するわけありません。

実際に掲載されたのは次のようにちょっと変わった形でした。

Unfashionable-Stain

女性ファッション誌を開くと、オシャレに着飾ったスラリとしたモデルさんの写真の数々。しかし、ある女性モデルの服にだけシミが。。。

よく見れば、それはシミではなく不自然に貼り付けられたシール。

ペリペリペリ。シールを剥がしてみると、裏面には「Ariel」の広告があったのでした。

【参考記事】
・Ariel Pro-zim 2: Unfashionable Stain | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/ariel_prozim_2_unfashionable_stain


女性向けファッション雑誌『COSMOPOLITAN(コスモポリタン)』のリアル・ターゲティング広告

Magazine, Advertising Comments (0) | Trackbacks (0)

今回紹介するのは、世界各地で出版されている有名なファッション雑誌『COSMOPOLITAN』がウクライナのヘアサロンで仕掛けたコチラの広告。

Cosmo

この写真を見て思わず拍手を送りたくなってしまいました。

何しろ『COSMOPOLITAN』のターゲットであるファッションに高い関心を持つ女性に広告を的確に届けるために、そうした女性層が高い確率で訪れる場所を選び、通常は広告媒体としては考えられていない散髪用マントを広告媒体にしてしまうというメディア・クリエイションの発想まで。

これは確実に目が行ってしまいますし、しかも鏡写しになることを見越してロゴやメッセージを反転させて印刷してあるので、なおさら気になって見てしまう。

そして、なにより日本でもヘアサロンとファッション雑誌は切っても切り離せない関係ですもんね。

ホントよく考え抜かれているなぁ、と感心してしまいました。

これでパーマやカラーリングの時に実際に『COSMOPOLITAN』がサンプリングとして手渡されでもしたら、コミュニケーションとしてはほぼ完璧に近いのではないかなぁ、と思います。

【参考記事】
・Cosmopolitan: Hair dresser | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/cosmopolitan_hair_dresser


iPod版『不思議の国のアリス』。こういう絵本やカタログ、雑誌の登場で、おそらく編集者に求められるスキルも大きく変化するのでしょうね

Book, Magazine, YouTube Comments (0) | Trackbacks (0)

すでに話題になっていますが、今回紹介するのはiPad版の絵本『不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)』。

iPadってまだ実際見たことないんですよねぇ。誰か持ってる人は見せてください!

ちなみに、少し前にはiPhone版の「GAP」のカタログ(アプリケーション)だったり、iPad版モーションマガジンのコンセプトデモだったりの映像も話題になっています。

VIV Mag Interactive Feature Spread - iPad Demo from Alexx Henry on Vimeo.

VIV Mag Motion Cover - iPad Demo from Alexx Henry on Vimeo.

広告もメディアやデバイスにあわせた最適な手法が求められるように、これまで紙で展開してきたモノも電子化されることで、こうした見せ方の変化が必要になるのかもしれませんね(ここまでドラスティックな変化ではないかもしれませんが、紙データをスキャンしてそれで終わりってことはないでしょうね)。

そして、広告マンに求められる資質やスキルが大きく変わるように、編集者に求められる編集能力も大きく変わっていくわけです。

その変化を楽しめない人は一刻も早くフィールドから退場なされたらよろしいかと。正直意識のある人にとっては邪魔なだけなので。

【参考記事】
・The Future of Print: Alice for the iPad[Advertising Lab]
http://adverlab.blogspot.com/2010/04/future-of-print-alice-for-ipad.html
・Gap for iPad[ニテンイチリュウ]
http://www.nitenichiryu.org/articles/gap-app-for-ipad-as-a-new-type-of-catalog
・VIV Mag :: iPad Mag Concept[ニテンイチリュウ]
http://www.nitenichiryu.org/articles/viv-mag-show-motion-mag-concept-demo


月刊『創』3月号の特集「広告界の徹底研究」がかなり濃い内容で読み応えがあります

Magazine, Advertising, YouTube Comments (0) | Trackbacks (0)

あまり話題になっていないようですが、月刊『創』2010年3月号の「広告界の徹底研究」特集に出ている方々がかなり豪華で、とてもおもしろい内容だったのでご紹介します。

とくに冒頭カラーページの座談会とインタビュー記事に登場している方々は今の広告業界(テレビCMの世界)を代表するするトップクリエイターの方たちだけあって、コメントの一言一言にも経験に裏打ちされた重みがあり、多くのインスピレーションを得ることができました。

月刊創2010年3月号表紙

特集【広告界の徹底研究】目次
〈座談会〉 いま面白いCMとは何か
 元「広告批評」・天野祐吉×風とロック・箭内道彦×電通・澤本嘉光×ワトソン&クリック・山崎隆明×シンガタ・権八成裕
◆僕とタグボートの10年
 タグボート・多田琢
◆テレビ好きの僕とテレビ的なCM
 シンガタ・佐々木宏
〈クリエイターが語る「広告という仕事」〉
◆LG/金麦/イオン/明光義塾/ドコモダケ
 CMプランナー熱 シンガタ・黒須美彦
◆矢島美容室/伊右衛門/ソニーBRAVIA
 もう一度CM作りの原点を 東北新社・中島信也
◆ソフトバンク/東京ガス
 犬のお父さんの新たな挑戦 電通・澤本嘉光
◆ホットペッパー/プロテインウォーター/日清食品
 去年は歌ものが多かった ワトソン&クリック・山崎隆明
◆BOSS/トヨタ自動車/富士フイルム
 シリーズは続いた方がいい ワンスカイ・福里真一
◆サントリー/桃屋/サンボマスター/ネフィリム
 好きだから広告したい 風とロック・箭内道彦
◆競輪/湖池屋/トステム/NTT東日本
 大事なことを伝える タグボート・麻生哲郎
◆ビタミンウォーター/ラッキーサイダー/ソフトバンク
 次から次へと新しい企画を シンガタ・権八成裕
◆アフラック
 まねきねこダックとCMの役割 電通・横尾嘉信
◆ロッテフィッツ
 歌と踊りのCMはウケる 電通・林尚司
〈座談会〉「広告とは何か」を問い直す時代
 正木鞆彦×植田正也×水島久光
〈激変!広告会社の最新事情〉
◆電通が挑戦するプラットフォーム時代 君塚靖
◆博報堂DYグループと「掛け算の時代」 丸山昇
◆ADKが新体制で取り組む経営改革 君塚靖
◆東急エージェンシー、新視点の提案で挑戦を 君塚靖
 長岡義幸

【個人的に興味も持ったコメントの抜粋】
●広告の表現というのは、マーケティングという枠の中に閉じこめられていると思い込んでいる人も多いんだけど、本当はそうじゃない。ジャーナリスティックな面白い表現が一方にあって、それとマーケティングという輪とが重なりあう部分で、広告というのは成立しているんですね。そのことは考えてみれば当たり前のことなんだけど、どうしてもマーケティングにがんじがらめに縛られちゃってる人がいる。それは広告主が縛っているんじゃなくて、作り手が勝手に自分で自分に手錠をかけちゃっているみたいなところがあるんですね。(天野さん)
●最近、テレビが見られていないとか、CMに元気がなくなったと言われますね。でも正確にはそうじゃないんです。テレビやCMの“作り手”に元気がないんです。そしてそれが世の中にバレてしまっているんだと思います。(多田さん)
●この前、ビートたけしさんの過去の番組をまとめて振り返るというような番組を見たのですが、今なら絶対放送できないようなことだらけでした。「やばいな」と思いました。それは昔のテレビが危険だということではなくて、そう思ってしまっている自分にです。放送されていた当時の僕はそれを見て「よく放送できるな」とは思わなかった。今見てそう思ってしまうのは、現在の僕の中にいつのまにかストッパーのようなものが出来てしまったからだと思うのです。僕ら作り手が自己規制しているから、今はテレビや広告全体で冒険的なものがなくなってきて、どれも同じように見えてしまっているのでしょう。(多田さん)
●企業の宣伝担当の方が、「あのクリエイターにちょっと電話してみよう」となってくるといいですね。最近そうなりつつありますが。ホント、電通と博報堂とかに競合させて何十案も出させて大混乱なんてことはあまりいい結果を生まないということに早く気づいて欲しいと個人的には強く思います。(佐々木さん)
●僕は、シリーズCMがなるべく長く続いたほうがいいと考える珍しいタイプのプランナーかもしれません。シリーズが続いていくことで、例えばBOSSというと、「あの宇宙人のやつでしょ」とか、そうなってはじめてCMが、商品や企業に貢献できるような気がするんです。(福里さん)

それから、インタビューでは話題になったあのCMの制作秘話(裏話)やコンセプトなどが担当したクリエイター自らの言葉で語られているので、広告業界に興味はないけどCMには興味があるという人にも十分楽しめる内容になっています。

例えばこんな感じ。

●桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」という新商品の広告。…(中略)…この広告には「怒髪天」というロックバンドのボーカルの増子直純さんに出ていただいたんですが、これもリアルさを追求するために、撮影の時に初めてこのラー油を食べてもらった。初めて食べた時のリアクションというか表情を撮ろうと思ったのです。ノーシナリオのリアルが生むリアリティの強さですよね。実はこの商品はものすごく売れて、一時品切れになってCMも流すのをやめたほどでした。(箭内さん)

その他、『〈座談会〉「広告とは何か」を問い直す時代』では現在の広告ビジネスの課題について深く切り込んだ辛辣な議論が展開されていたり、『〈激変!広告会社の最新事情〉』では大手広告会社各社の最近の動きがまとめられていたり、かなり読み応えがある一冊。コレはおすすめです。

調べてみましたがアマゾンでは扱っていないようなので、ご興味ある方は他のECサイトか書店を当たってみてください。


あなたのグラビアが雑誌『PLAYBOY』の表紙を飾るかも? 『PLAYBOY』誌が開設したオンライン撮影会&オーディションサイト

Event, Marketing, Magazine, Web Service, YouTube, Funny Site, Promotion Comments (0) | Trackbacks (0)

アルゼンチンの『PLAYBOY』誌による新たな試み。それが今回紹介するオンラインでグラビア撮影会を実施して、新モデルのオーディションまでもしてしまおうというWebキャンペーンです。

まずオーディションに参加したい女性は、ウェブカメラをつないだパソコンから「Casting Playboy」というWebサイトにアクセス。次に応募者は画面に映ったプロカメラマンの指示に従ってウェブカメラの前でポーズを取り、写真を複数枚撮影します。

あとは、撮影した写真の中からお気に入りの写真を選んでフォトブックを作成。それを見たユーザーが投票することで合格者を決めるというもののようです。

実際のサイトを利用するには氏名やE-mailなどの記入が必要だったので私自身はアクセスしていません。そのため、果たして日本からの応募が受け付けられるのかどうかはわかりませんが、オーディションとは無関係にプロのカメラマンに撮影されている気分だけでも味わえるというのは女性には嬉しい体験だろうなぁ、と思いました。

この取り組みは日本でオーディションを開く場合などでも参考になるかもしれませんね(ただし、みんながウェブカメラを持っているわけではないし、使い方を熟知しているわけでもないので、それだけで完結するのは難しい気もしますが)。

■ Casting Playboy
http://www.castingplayboy.com/
castingplayboy

【参考記事】
・Playboy Magazine: Casting | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/online/playboy_magazine_casting


WP Theme & Icons by N.Design Studio
Entries RSS Comments RSS ログイン