今回紹介するのは、フランス・パリで実施されたウォータースクリーン広告です。
人の視線を釘付けにするハイテク技術を使いつつ、そこで表現される誰にでも理解できるシンプルなコピーが深く胸に突き刺さります。
詳しくは下に貼り付けた動画とコピーでご確認ください。
I KILL MORE THAN CANCER(私は癌よりも殺します)
I KILL MORE THAN AIDS(私はエイズよりも殺します)
I KILL MORE THAN WAR(私は戦争よりも殺します)
I KILL 15 PEOPLE EVERY MINUTE(私は、毎分15人を殺します)
I AM THE LEADING CAUSE OF DEATH IN THE WORLD(私は世界の主要な死亡原因です)
I AM UNSAFE DRINKING WATER(私は危険な飲料水です)
汚れた水によって年間800万人の人の命が奪われているという事実。そして、世界には安全な飲料水を必要としている地域がある一方、水を必要としている地域があることを大量の水を使って伝えているという矛盾。
この広告は、そうした世界の現実を伝える深いメッセージ性にあふれていて、動画を見ているだけで胸が締め付けられる思いがしました。
もし自分がその場にいたとしたら、きっと動画の中に登場するオーディエンスと同じような反応になったでしょう。
人の感情を揺さぶる素晴らしい公共広告だと思います。
【参考記事】
・Solidarités International: Water talks | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/solidarites_international_water_talks
市川伸一(

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