恐ろしい寄生虫型広告の数々。あんまり流行りすぎるのも考えものですね

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このところ海外の広告事例で良く見かけるのが寄生虫型広告(これ、勝手に私が名付けただけです)。

それがどんなものかと言うと、公共物や他の広告の上にゲリラ的にステッカーなどを貼り付けて乗っ取ってしまうというやり口。今回はそんな寄生虫型広告の数々をいくつかまとめてみました。

まずは、オーストラリア・シドニーで展開された事例から。吸血鬼映画を宣伝するために、モデルが写ったポスターの首筋に2つのステッカーを貼り付けて、ポスターのモデルを吸血鬼の犠牲者に変えてしまうというもの。

しかも、このキャンペーンではファンもその共謀者となり、街中のポスターにステッカーを貼り付けて回ったそうです。まさに噛み付かれると伝染するというヴァンパイアさながらの恐ろしさ。

twilight

続いては、アメリカのベビー服ブランド「Egg Baby」が街頭ポスターにおしゃぶりの形をしたステッカーを貼り付けた事例。

このキャンペーンでは同時に5,000個のおしゃぶりを街頭に置いて、キャンペーンサイトへの集客を図ったそうです。

hollywood babies_1

さらに、オランダ・アムステルダムの自転車チェーン店による寄生虫型広告。自転車の標識の上にステッカーを貼り付けたもので、よく見ると貼り付けられたステッカーによって自転車の後輪がパンクしているように見えます。

つまり、「自転車を修理するなら当店へどうぞ」というわけです。

それにしても、標識のような公共物に細工をしてしまって法律的に問題がないのかどうかが気になります。

Het-Zwarte-Fietsenplan

そして、こちらのカナダのスケートボードショップの広告も同じアイデア。こちらは歩行者の標識にステッカーを貼り付けています。

PRO SKATE Case Study.indd

最後に紹介するのはベルギーで行なわれたバス会社の事例。

壁に貼られたイベントチラシの上に額縁状の広告を重ねて、「このイベントに行くなら深夜バスを使って!」と訴えています。

duvalguillaume-delijn-nightbus

こちらの広告は「POLAR BEAR BLOG」さんの記事でも取り上げられていますので、詳しくはそちらをどうぞ。

ところで、こうした手法ってあんまり流行るのも考えもの。さすがに寄生された宿主(広告主)にとってはたまったもんじゃないですし、街も汚くなりますからね。

ちゃんと剥がす作業もやったのかが気になります。

【参考記事】
・Twilight: Outdoor vampire victims | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/twilight_outdoor_vampire_victims
・Egg Baby / iwanttobeababy.com: Model Babies | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/egg_baby_iwanttobeababycom_model_babies
・Egg Baby / iwanttobeababy.com: Screaming Baby | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/egg_baby_iwanttobeababycom_screaming_baby
・Egg Baby / iwanttobeababy.com: Hollywood Babies | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/egg_baby_iwanttobeababycom_hollywood_babies
・Het Zwarte Fietsenplan: Flat tire | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/het_zwarte_fietsenplan_flat_tire
・Pro Skates Skateboard Shop: Cross Walk Sign | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/pro_skates_skateboard_shop_cross_walk_sign
・De Lijn: Poster takeover | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/de_lijn_poster_takeover


手ぶれ補正ってそっちの手の方かいっ! ライカ(Leica)のつっこまれクリエイティブ

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つっこみどころ満載のCMです(笑)

ライカ(Leica)の動画撮影もできるデジタルカメラ「D-Lux 4」には高性能な手ぶれ補正機能が搭載されているってことを伝えるものですが、撮影される側の手ぶれまで補正されちゃっています。

もちろん、本当に撮影される側の手ぶれが補正されるわけはありませんけど、表現としてはおもしろいですね。

それにしても出演しているバーテンダーさんの手つきがそれほどスマートじゃないし、目が泳ぎまくっているのが気になります。これでよくディレクターさんがOK出したもんだよなぁ(笑)

もしかしてそこも狙いだったりして?

【参考記事】
・Leica D-Lux 4: Amazing bartender shake | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/tv/leica_dlux_4_amazing_bartender_shake


オリジナルTシャツに企業広告? 広告宣伝効果が狙いだとしたら期待はずれに終わる気がするけど

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昨年12月28日に広告スポンサーを獲得して安くTシャツを作成できるサイトがオープンしたそうです。

・Tシャツを広告メディアに–スポンサーを募ってTシャツを作れる「T-Sponsor.com」 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20406001,00.htm

 オリジナルグッズ販売サイト「ClubT」を運営するClubTは12月28日、スポンサーを獲得して安くTシャツを作成できるサイト「T-Sponsor.com」を公開した。
 T-Sponsor.comはオリジナルTシャツの作成を考えているスポーツチームや、ライブイベントなどの主催者が、Tシャツに広告を掲載するスポンサーを探せるサイト。スポンサーがつくと、Tシャツ制作料をスポンサーが負担するかわりにTシャツの一部にそのスポンサー広告がプリントされる。スポンサー料によっては無料でTシャツを作ることも可能だという。
 ClubTは、開催されるイベントによって来場者の属性が絞られるため、Tシャツをキーワード広告と同様のターゲティング広告メディアとして活用できるとしている。

この記事を読んでふと思い出したのが、栄養食品を製造・販売する梅丹本舗が自転車のチームジャージを制作する際に資金援助をしてくれるというキャンペーン。

■ チームジャージキャンペーン〔梅丹本舗〕
http://www.meitanhonpo.jp/superAthlete_teamJersey.html
meitan_team_jersey

meitan_team_jersey_logo

この梅丹本舗という会社は、日本を代表するサイクルロードレースチームのスポンサーにもなっているのでロードバイクに乗る人たちにはそこそこ知られている存在だと思うのですが、その会社がチームジャージを作る人たちに広告宣伝費という形で資金援助をしているわけです。

でも正直なところ素人の自転車乗りが企業ロゴを付けて走ったところで、さほど広告宣伝効果なんて見込めないと思うんですよねぇ。実際、私も自転車に乗っている人のジャージのロゴなんてそんなに見てないし。

だから私の勝手な想像ですが、このキャンペーンというのはあくまでも自転車乗りの人たち(ロゴを見る側ではなく、ロゴを付けて走る側)との関係構築の方が主たる狙いだと思うんです。サイクルロードレースチームのスポンサー活動をしているという事実もその企業ロゴに付加価値を与えているし。

そういう意味では、梅丹本舗がやっているキャンペーンには意味があると思うんですが、果たして「T-Sponsor.com」の広告にはどれだけ意味があるのか懐疑的になってしまいます。

それに、記事では「Tシャツをキーワード広告と同様のターゲティング広告メディアとして活用できる」って書いてありますけど、根本的にキーワード広告とは発想が違うんで、確実にそれとは別物のような気もするし。

サービスインしたばかりのものに難癖を付けるようで申し訳ないんですが、なんだかことごとくポイントがずれてる気がするんですよねぇ。Tシャツに企業広告を載せるだけで終わりというのじゃ中途半端なサービスのような気がします。

ちなみに梅丹本舗さんについては、自転車乗りの端くれとしてかなり好感を抱いているんですが、これまでロードバイクを扱っているサイクルショップへ行っても、あまり商品を見かたことがありません。

一度は買ってみてもいいかなと思っているので、このあたりは(私にとっては)関係構築はうまくいっていても、マーチャンダイジングがあまりうまくいってなくて残念に感じているところです。


かつてのシトロエンのCMそっくりなアウディA5の安全すぎて自殺できない車というCM

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今日は海外の広告ブログ「Adland」の記事をリブログさせてもらいます。

記事によれば、公開されたばかりのアウディA5のCMがどうも2002年に公開されたシトロエンのCMに似すぎている、とのこと。

見比べてみると、確かにそっくりです。


▲ シトロエンのCM


▲ アウディA5のCM

それにしても、排ガスがクリーンすぎて一酸化炭素自殺さえもできない車という表現はブラックユーモアとしてちょっとおもしろくもありますが、さすがにモラル的にはいかがなものでしょう。企業イメージに傷が付きそうですし、確実に視聴者からクレームが来そうです。

2010年1月9日追記:
「Adland」の続報記事によれば、アウディA5のCMは公式にリリースされたCMではないそうです。
そりゃ、ちょっとこの手の表現は企業としてはOK出しにくいよね。


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