レノボ製ノートパソコン「ThinkPad」は折り畳みイスにもなる?

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毎年、レノボがPCの小売業者(ビジネスパートナー)を招待して行なわれるという「レノボ・ロードショー」という製品説明会。

そのイベントがドイツで開催されるのにあわせて、バスや路面電車の折り畳みイスを改造して展開されたのが今回紹介する広告だそうです(「exite翻訳」が間違っていなければw)。

Lenovo_Laptop_Seats

すでにこの手のアイデアはソニーが電車の座席テーブルを利用した広告で実現していますが、今回の場合はレノボ製のノートパソコン「Thinkpad」の堅牢性を訴求するためにバスの折り畳みイスが使われています。

つまりはお尻で踏んづけても壊れないぐらい頑丈なパソコンってことですね。

ところで、この広告は商品の強みをクリエイティブにうまく落としこんでいる点もさることながら、イベント参加者が会場へ向かう際に利用する空港や駅からの便で展開されたというターゲット層の行動を捉えた上でのコミュニケーションプランニング(メディアプランニング)が秀逸だと感じます。

イベント会場での商談の際も、この広告の話題が商談の取っ掛かりとして少なからず機能したでしょうし、そもそも商品の一番のセールスポイントはすでに会場に着く前に伝わっているので話がスムースに進んだのではないでしょうか。

昨年末に刊行された『次世代メディアマーケティング』という本の序文で、監修者の高広伯彦さんはコミュニケーションプランニングについて次のように語っています。

 プランニングの起点は「メディア」ではない。あくまでもコンシューマーが起点となる。「どのようなメディアの組み合わせにしようか」という思考ではなく、「コンシューマーがユーザーとなり得るメディアを探す/生み出す」と思考することこそが、デジタル化が進む現在、マーケターに望まれるコミュニケーションプランニングのスタイルだろう。結果、使うべきメディアは自ずと決まり、それらのメディアからもたらされる各種データが、コンシューマーとの“インタラクション”の状況を教えてくれるはずだ。

今回紹介した事例はあくまでアナログ的な手法ですし、コンシューマー(消費者)向けではなくビジネスパートナーをターゲットとしたものですが、「訴求したい相手がユーザーとなり得るメディアを探す/生み出す」という思考や商談の場で広告がどう作用(インタラクション)したかを教えられるという点でまさに上の文章とぴったり合致する良い参考事例だと思いました。

【参考記事】
・Lenovo : Laptop Seats | images | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/content/14897/

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