“神は細部に宿る”
この言葉を使うのは、おそらくこのブログでは2度目になります。
・神は細部に宿る。中国のフィットネスセンターの照明用スイッチ
http://souseki.search4search.net/2008/03/14/evolution-fitness-center/
実はこの言葉、昔ベンチャー企業の役員の方とお食事をご一緒させていただいた際に、しきりとその方が口に出していたもの。
「私は“神は細部に宿る”という考えは重要だと思っていて、仕事も細部を疎かにしてはそれはプロの仕事とは呼べないと思うんですよ」
その人はそんなふうに謙虚な姿勢で私に対して話をしてくださいました。
以来、私にとってもこの言葉はとても重要な意味をもつ言葉。
だからこそ細部にまで気を配った仕事ぶりをみると、「あぁ、この仕事に関わった人は本当のプロなんだなぁ」と尊敬の念を抱かざるを得ません。
で、ここからが本題なんですが、昨日「Twitter」経由で知ったこちらの記事で紹介されている仕事にも“神は細部に宿る”という言葉を思い起こさせるエピソードがあって、とても感銘を受けました。
・カゴメのジュースに隠されたメッセージに感動 (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1255616397238.html
「たたんでくれてありがとう」
こんな言葉が目に飛び込んできた。カゴメのジュース『野菜生活』(200ml)を飲み終わり、パッケージをたたんだときのことだ。
写真にあるように、このメッセージはパッケージをたたんでみないと出てこない場所に書いてある。たたんだ人だけに贈られる言葉。なんてステキなんだろう! なんだか嬉しくて、ほっこりした優しい気持ちになった。
というわけで、敬意を表して本日さっそくカゴメの「やさいしぼり」を購入。

もちろん、たたんでみました。

実際にこの「たたんでくれてありがとう」を見たとき、ドラッカーの『仕事の哲学』に書かれていた次の逸話をふと思い出してしまいました。
完全な仕事とは何か
紀元前440年頃、ギリシャの彫刻家フェイディアスは、アテネのパンテオンの屋根に建つ彫像群を完成させた。
だがフェイディアスの請求書に対し、アテネの会計官は支払いを拒んだ。
「彫像の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か」。
それに対し、フェイディアスは答えた。「そんなことはない。神々が見ている」。
こんなとこに誰が気付くんだよって思うような細部でも、その仕事はきっと神々が見ているのかもしれませんね。そして、もちろん自分自身も。
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