【ブログアクションデイ特別企画(2)】気候変動(地球温暖化)をテーマにしたグラフィック広告やテレビCMの数々

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さきほどの「気候変動(地球温暖化)」をテーマにしたゲリラキャンペーンやアンビエント広告の記事に引き続き、今回はグラフィック広告やテレビCMをまとめて紹介させてもらいます。

wwfseangapore

wwfhelseanki

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▲ 世界自然保護基金(WWF)のポーランド支部が展開したグラフィック広告です。少しわかりづらいと思いますが、上から順に「シンガポール」「シドニー」「ヘルシンキ」の切手がそれぞれ波の形をした消印に飲み込まれいます。つまり、それぞれの都市が海面上昇によって沈んでしまう危険性を示しているわけです。広告の左下には共通コピーとして「By 2050 many of the worlds cities may be under water.(2050年までに世界中の多くの都市が水面下にあるかもしれません。)」と書かれています

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赤外線サーモグラフィ(熱分布画像)を使ったドイツ環境省による広告。パッと見で違和感を抱かれると思いますが、地球温暖化問題を強調するため、「シロクマ」や「クジラ」「アザラシ」といった動物の体温が地球上の他のどの場所よりも冷たくなっています。地球上でもっとも冷たい場所が生き物の体だなんて、想像するだけで恐ろしい世の中ですね

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▲ シロクマが脱いだ毛皮を肩に引っ掛けて歩いているちょっとグロテスクなコチラの広告は、国際環境NGO団体「Friends of the Earth」のベルギー支部が展開したもの。広告コピーは「The earth is heating up. Sign the petition on the bigask.be and ask the Belgian government for a strong climate law.(地球は温暖化しています。強固な気候法の制定をベルギーの政府に求めるため、『bigask.be』のサイトで署名を行なってください。)」


▲ 地球温暖化に警鐘を鳴らすブラジルの公共CM。段々と自分たちの暮らす場所が小さくなっていくシロクマの現状を皮肉たっぷりに表現しています。「GLOBAL WARMING. WHEN YOU FEEL IT. IT’S ALREADY TOO LATE.(地球温暖化。あなたがそれを感じるとき。そのときではすでに遅過ぎます。)」というコピーも、なんとも胸にズシリと来るものがあります

最後に本当にどうでもいい話で恐縮ですが、最近日本の自動車メーカーが「エコ!エコ!」言っている広告を見るたびに私はイラッときています。

自動車に乗っている時点で全然エコじゃないのに、まるで低公害車に乗っていればイッパシのエコロジストだとでも言わんばかり。あくまでもエコ自動車なんてものはこの世にはまだ存在しないわけで、低公害車だろうがなんだろうが車に乗るってことはそれ自体が公害撒き散らしていることになるわけです。

それを言ったら現代人なんて生きてるだけで地球にとって害悪なんじゃないという意見も成り立つわけですが、こうして広告ならでは問題のスリカエを使って、さも自分を正当化するってことが本当に好きになれません。

まぁ、かなり論旨は飛躍しますが、数年前に2兆円の営業利益を出していた会社が「来たるべき不況の時代に雇用を確保するため、このお金は会社でストックしておきますからね」と言って儲けていた時にはろくすぽ給料も上げずに、いざ不況が来たら簡単に社員の首を切るようなモラルの低い業界なわけで、そんな人たちに「エコ」だの何だの語って欲しくはありませんよっていうツッコミどころいっぱいの感情論でした。以上です。

【参考記事】
・WWF: Seangapore | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/wwf_seangapore
・WWF: Seadney | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/wwf_seadney
・WWF: Helseanki | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/wwf_helseanki
・Federal Ministry for the Environment: Polar bear
http://adsoftheworld.com/media/print/federal_ministry_for_the_environment_polar_bear
・Federal Ministry for the Environment: Whale
http://adsoftheworld.com/media/print/federal_ministry_for_the_environment_whale
・Federal Ministry for the Environment: Seals
http://adsoftheworld.com/media/print/federal_ministry_for_the_environment_seals
・Friends of the Earth: Polar bear | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/friends_of_the_earth_polar_bear
・Public awareness: Global warming | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/tv/public_awareness_global_warming


【ブログアクションデイ特別企画(1)】気候変動(地球温暖化)をテーマにしたゲリラキャンペーンやアンビエント広告の数々

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昨日10月15日は「ブログアクションデイ」。世界中のブロガーたちが1年に1日だけ、共通したテーマについての記事を投稿し、社会問題に対する啓発活動を行なおうという日でした。

■ Blog Action Day 2009: Climate Change
http://www.blogactionday.org/jp
Blog Action Day 2009

毎年語るべきテーマは変わっていて、今年のテーマは「気候変動」。

どうやら私の住んでいる地域は時差があるようで1日遅れになりましたが(ウソ)、私もブロガーの端くれとして、このイベントに参加してみたいと思います。

そんなわけで、今回は「気候変動(地球温暖化)」をテーマにしたゲリラ広告キャンペーンやアンビエント広告(もともとそこにあったものを本来の機能を損なわずに広告にしたもの)をまとめて紹介させていただきます。

Global_Warming_Melting_Man
▲ アルゼンチンの赤十字が実施したゲリラキャンペーン。地球温暖化によって体が溶けてしまった男が地球温暖化防止のチラシを配布しています。伝えるべきメッセージがはっきりしたインパクト絶大のプロモーションです

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▲ ドイツの世界自然保護基金(WWF)が実施したゲリラキャンペーン。北極圏の気候変動に対する社会的関心を喚起する目的で、今年9月2日にベルリン市内の広場に1,000体の氷像が設置されたそうです

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▲ 観光地の運河の中からメッセージボードを掲げる2本の腕。ボードには、「Global Warming. What’s all the fuss about? Find out for yourself www.mtvswitch.org(地球温暖化。何をあちこちで大騒ぎしているの? www.mtvswitch.orgを見て考えてみましょう。)」というコピーが書かれています。こちらは、ケーブルTV局「MTV」による地球温暖化防止キャンペーンの一環として国土の4分の1が海抜0m以下の低地帯であるオランダで実施されたものです

Global_Warming_Swimming_Pool
▲ プールの底面にニューヨークの航空写真を貼り、地球温暖化によってニューヨークの摩天楼が水没してしまったように見せています。こちらは、世界最大級の金融グループ「HSBC」がインドで実施したアンビエント広告です

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▲ アメリカ発祥のアウトドアウェアブランド「コロンビア」がチリの首都サンティアゴで展開したビルボード広告。ところどころに飛び出して見えるのは、実はエアコンの排気装置で、広告の一番下にはチリの公用語であるスペイン語で「その空気はあなたの家を冷やしますが、世界を暑くします。」というコピーが書かれています

nrdccup
▲ アメリカの環境保護団体「天然資源保護協会(NRDC:Natural Resources Defense Council)」が実施したアンビエント広告の事例です。世界地図の描かれた紙カップには熱いコーヒーが注がれ地球の温暖化を表現しています。さらに、その熱いカップを持つためのカップホルダーには「Protect yourself from global warming.(地球温暖化からあなた自身を守りましょう。)」のコピー。地球温暖化から身を守るにはカップホルダーのようなちょっとしたことで充分なんだよ、ということ上手に伝えてくれています

tideworld
▲ お湯を使わなくても汚れが落ちる洗剤をアピールするためにアメリカのコインランドリーで実施されたアンビエント広告です(制作したのが「Miami Ad School」という広告学校なので、生徒たちによる勝手広告の可能性が高いです)。洗濯機のドアには水温によって色が変化するステッカーが貼られ、洗濯水の水温がどのように地球環境に影響を与えるかを示しています。通常は緑で描かれた地球の陸地部分が、水温が高くなると茶色く変化し、最終的には陸地が消えてしまいます

以上、今回はここまで。

のちほど時間と気力があれば、「気候変動(地球温暖化)」をテーマにしたグラフィック広告やCMの事例も別エントリーで紹介したいと思います。

【参考記事】
・Cruz Roja Argentina (Red Cross) : Global Warming - Melting Man | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/print/9300/
・WWF Germany: Ice sculptures[I Believe in Advertising]
http://www.ibelieveinadv.com/2009/09/wwf-germany-ice-sculptures/
・HSBC : Global Warming Swimming Pool | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/print/9293/
・MTV Switch Global Warming advertising/design goodness - advertising and design blog
http://www.frederiksamuel.com/blog/2008/11/mtv-switch-global-warming.html
・水面から、未来人がこんにちは?!観光地でのドッキリ広告アクション | グリーンズ greenz.jp
http://greenz.jp/2008/12/19/ad_mtvswitch/
・Columbia: ACs | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/columbia_acs
・Natural Resources Defense Council: Global Warming-Hot Cup & Sleeve | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/dm/natural_resources_defense_council_global_warminghot_cup_sleeve
・Tide Coldwater: Earth | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/tide_coldwater_earth


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