今回紹介するのは、「さすがにクリエイティビティにあふれているなぁ」と感心させられる海外のイラストスタジオと芸術大学の広告事例です。
まずは、ブラジルのイラストスタジオ「Rios Illustration Studio」のグラフィック広告からご覧ください。
「WE PUT ANYTHING ON PAPER.(私たちは何でも紙の上に表現します。)」というコピーとともに立体のものをなんでも平面に押しつぶしてしまうロードローラーが描かれたグラフィックがなんとも「伝わる」表現ですね。
続いては、こちらも「Ponto de Fuga Illustration Studio」というブラジルのイラストスタジオによる「Graffiti(落書き)」と題された街頭のゲリラプロモーション。
街中の壁などに描かれた落書きをモチーフに、プロのイラストレーターがよりリアルなイラストを描き起こし、それをポスターとして落書きの横に貼り付けるというものです。
「どうだい? こんなしょうもない落書きでも、ボクらの手にかかればこんな具合に立派なイラストに早変わりさ!」というイラストレーターとしての力量とメッセージ性がダイレクトに伝わってくる絶妙なプロモーションになっていますね。
そして最後に紹介するのは、ロンドンの芸術大学が展開した広告。
こちらもさきほどのゲリラプロモーションと似ていて、大学周辺の壁などに描かれた落書きの横に「LEARN TO DRAW(絵の描き方を学んでください)」と書かれたステッカーを貼り付けて生徒を募集するというもの。
「うちの大学で学べば、もっとウマイ絵が描けるようになるはずさ」というメッセージが伝わってきます。
最後の2つの事例は日本の場合だと難しそうですが、広告としての機能だけではなく、他人の迷惑を考えずに落書きをする不届き者を小バカにするような一面があって、見ていてほんの少しだけ爽快な気分になれます。
【参考記事】
・Rios Illustration Studio: Titanic | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/rios_illustration_studio_titanic
・Rios Illustration Studio: Eiffel Tower | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/rios_illustration_studio_eiffel_tower
・Rios Illustration Studio: Dino | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/rios_illustration_studio_dino
・Ponto de Fuga Illustration Studio: Graffiti | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/ponto_de_fuga_illustration_studio_graffiti
・London College of Communication: Learn to draw | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/london_college_of_communication_learn_to_draw





市川伸一(

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