アップルは独裁者? 「Apple Macintosh」の伝説的CM「1984」をパロディ化したバイラルムービー
Marketing, Advertising, YouTube, Promotion Add comments
Tweet
以前、「ウクライナで開催される学生広告祭のグラフィック広告」という記事で「Apple Macintosh」の伝説的CM「1984」をもじった反ヒラリー・クリントンのバイラルムービーをご紹介しました。
今回紹介するのもそれと同様に「1984」をもじったバイラルムービーです。
まずは元ネタとなるCMとパロディCMを続けてご覧ください。
▲ 「Apple Macintosh」の発売前に公開されたティザー広告「1984」。映画『エイリアン』や『ブレードランナー』、『グラディエーター』などを手がけたリドリー・スコット監督が制作を担当しました
▲ 「1984」をパロディ化した「DoubleTwist」のCM
元ネタになっている「Apple Macintosh」の「1984」は、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの同名小説「1984」をヒントに、小説に登場するビッグブラザーという独裁者を当時パソコンの主流であった「PC/AT互換機(単にPCとも呼ばれます)」になぞらえ、それを「Apple Macintosh」が破壊するという衝撃的な内容が話題になりました。
それに対し、パロディ版のCMは携帯電話を「iPod」のように音楽プレイヤーとして活用するためのソフト「DoubleTwist」をPRするためのもので、こちらはビッグブラザーをスティーブ・ジョブス率いるアップル帝国になぞらえて、iPodユーザーやその他の音楽プレイヤーユーザーに「DoubleTwist」の利用を促しています。
・「ケータイをiPodに」――DVDヨンの同期ソフト「doubleTwist」日本語版 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/09/news085.html
iTunesのようなUIで、PC内のメディアファイルと携帯電話のストレージを同期できる「doubleTwist」日本語版が登場した。有名なハッカー・DVDヨン氏が開発を主導している。
ミイラ取りがミイラになるではありませんが、これまで独裁者に対抗してきたアップルが、実は時を経て自分たちこそが知らぬ間に独裁者になっていたというストーリーラインが秀逸ですね。
なんとなくうなずける部分もあるし。。。
そのあたりはこちらの記事でも詳しく紹介されています。
・doubleTwistが、Appleの名作CM「1984」をリメーク。新独裁者はスティーブ・ジョブズ[TechCrunch JAPAN]
http://jp.techcrunch.com/archives/20090929doubletwist-remakes-apples-classic-1984-ad-with-a-new-dictator-steve-jobs/
25年の歳月は何を変えることができるのだろうか。今やAppleは、自らの力で弱者から暴君へと生まれ変わり、iTunesアプリケーションに他のデバイスを接続することを拒み、ユーザーが自分で買ったiPhoneにインストールできるものに制限をかけている。
…(中略)…
doubleTwistがAppleに直接攻撃を仕掛けたのは、これが初めてではない。6月には、サンフランシスコにある主力Appleストアの壁面広告スペースを1面、合法的に買い取り 、通行人に対して、どのデバイスにもiTunesライブラリを入れられる「〈iPhone願望治癒法〉を試してみませんか」と呼びかけるという大胆な行動に出た。すぐにAppleが手を回して広告は外された。まもなくdoubleTwistは、再度この広告を掲示することに成功するが、再びAppleが広告会社に圧力をかけて外させる結果に終った。まさしくビッグブラザーである。
【参考記事】
・Doubletwist revisite 1984 d’Apple.[Advert Showroom]
http://www.advertshowroom.com/2009/10/doubletwist-revisite-1984-dapple.html
- Mac(マック)修理サービスの広告。かじられた“Apple”も完全な状態に戻します
- Appleが「goo」や「YouTube」のはみ出し広告に飽き足らず、今度は「exite」のトップページ破壊広告
- livedoorトップページが綾鷹とコラボレーション
- Appleが「goo」に続いて今度は「YouTube」でもまたはみ出してます
- 映画やライブ映像のワンシーンに指紋を付けただけの「iPhone」の広告
市川伸一(

Trackback URL
Trackbacks
Comments
Comment feed
Comment