10月 30
これはやられた!
場所はニューヨークにある映画館「ジーグフェルド・シアター(Ziegfeld Theatre)」。
映画の上映前に流れるお決まりの企業CM。今回スクリーンに映し出されたのは低価格帯のファッションチェーン「ダフィーズ(Daffy’s)」 のもの。
カラフルな洋服が並べられたセットの中で洋服を着ながら踊るダンサーたち。それはとくに目新しい映像でもなく、ファッションブランドのCMではよくありがちで退屈なもの。
週末に映画を楽しみに観に来た観客の誰もが「あぁ、またか。別に僕らはお金を払って企業のCMや他の映画の予告編なんか見に来たわけじゃないよ。早く本編が始まらないかなぁ。でも、少しの辛抱」、そんなことを考えていたはず。
すると、突然スクリーンから飛び出してきたように、映像の中にいたダンサーたちが舞台の袖から踊りながら登場します。
その光景に観客は一瞬戸惑い、そしてそれまで静かだった映画館には徐々に歓声が。
素晴らしいアイデアですね。
シリアスな映画の前だとさすがにちょっとどうなのという気もしますが、果たしてこの後上映されたのはどんな映画だったのでしょう?
ご存知の方はぜひコメント欄ででも教えてください。
【参考記事】
・Daffy’s: Dancers JUMP out of MOVIE SCREEN (Fitting Dance) | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/content/14244/
10月 30
昨日、マイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」 を観てきました。
何しろ、1987年に行われたマイケル・ジャクソンの「BAD Tour」を父に連れられて観に行ったのが人生初のライブ体験(当時、会場は東京ドームのできる前の後楽園球場。あまりの大音量に終了後に耳鳴りがしていた記憶が鮮明に。一説によると、東京駅のホームまでマイケルの歌声が響いていたとか。今じゃ考えられません)。そして、初めて買ったCDもマイケル・ジャクソン。
そりゃ、行かないわけにはいきません。
でも、正直ライブのリハーサル映像を収録したドキュメンタリー映画ということで、「リハ映像? それって単にメイキング映像でしょ?」と思ってさほど期待せずに行ったんですが、その映像のあまりの圧倒感に観ていて完全に引き込まれてしまいました。
観終わっての感想は「スゴイ!」の一言。マイケル・ジャクソンはホントに人類史上最高のエンターテイナーだったんだなぁ、まさにエンターテイナーという言葉はマイケルのためにあるような言葉だったんだなぁと実感させられました。
そして、映画が始まる前はブログで軽く批評でもしてみようかなんて考えていた私は、観終わって人間は圧倒的なものに対して批評なんかできないんだってことに気付かされました。
なぜなら、この映画のスゴさは理屈じゃないからです。
ブルース・リー主演の映画「燃えよドラゴン」の冒頭シーンのセリフではありませんが、この映画は「Don’t Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」の姿勢で観るのが一番。
映画の終盤、マイケルはライブのスタッフを前にして「ファンが求めているのは日常を忘れること。別次元の世界へ連れていってあげよう(うろ覚え)」という話をするんですが、まさしく上映中の2時間は日常の嫌な事も辛い事も忘れて純粋にその瞬間を楽しめます。
少しでもご興味あれば、ぜひ時間を作って映画館へ足を運んでみてください。(2週間の限定公開です)。
で、その際はこの映画の魅力を存分に楽しむため、絶対にIMAX版をおすすめします。
10月 29
博物館や郷土資料館へ行くと、ガラスケースに入った土器や工芸品、そして昔の人々の暮らしを再現したマネキンなどを見かけますね。
それを見るにつけ、「あぁ、昔はこんな過酷な生活をしていたのか」と先人たちの苦労が偲ばれます。
しかし、世界規模では「あぁ、昔はこんな過酷な生活を…」ではなく、いま現在も私たちには想像がつかないような過酷な生活を強いられている発展途上国の子供たちがいます。
今回紹介する国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」 の広告(オーストラリア・メルボルンで同団体が開催した「Make it a thing of past(それを過去のものにしてください)」と題する展示会の告知広告)は、そんな発展途上国の子供たちの姿を博物館に展示するような過去のものにしなければならないということを強く訴えかけています。
▲ コンゴ民主共和国の少年兵
▲ 北ケニアのドロ水を飲む少女
▲ バングラデシュの未成年労働者
▲ バングラデシュの未成年売春婦
▲ コンゴ民主共和国の未成年戦争難民
海外の広告を見ていると、こうした内戦や貧困によって苦しむ子供たちを救おうという広告を多く見かけます(今後紹介したいと思っています)。
日本にいるとあまり強く感じる機会が少ないのですが、それだけ世界規模ではこの問題に対する関心が高いということなのでしょう。
ところで、「子供たちを救済する広告」というと、私にとってはある2人の日本人が世界的な広告イベント「カンヌ国際広告祭」でヤングライオン・メディア部門の特別賞を獲得したキャンペーン企画が強く印象に残っています。
・ADK若手クリエイター、カンヌで奮闘!|宣伝会議ヘッドラインニュース
http://www.sendenkaigi.com/headline/post_123.html
当部門は28歳以下が対象で課題テーマに対し2人1組で企画案を考えるコンテスト形式で、メディアを活用し有効なキャンペーン企画案を競うもので、フィルム部門やプレス部門などと同様、一定時間で課題を仕上げるもの。日本からは、ADK の三木香さんと六浦薫さんが選抜され、日本含め20カ国が参加しました。
今回メディア部門の課題となったのは、英国に実在する慈善団体が富裕層からの募金を促すための企画案というテーマでした。
…(中略)…
予算は5000万円でキャンペーン期間は1年間、目標は富裕層から2億円の寄付獲得 ――など、条件が微細に設定されています。
…(中略)…
早朝に完成したコンセプトは「イラク上空の通過時に、飛行機のファーストクラスでコーヒーを提供。そのコーヒーシュガーの袋をメディア化する」というものでした。
▲ イラク上空の通過時に、飛行機のファーストクラスでコーヒーをサーブ。その脇には袋に少年と銃の描かれたコーヒーシュガー
▲ 切り取り線に沿ってコーヒーシュガーの袋を破くと、袋に描かれた少年と銃が切りは離される仕掛け。「ファーストクラスで旅行をするあなた方にとって、戦争に巻き込まれた少年たちを救うのは、思い立ったらコーヒーシュガーの袋を破くぐらい簡単にできることなんですよ」というメッセージが強く伝わってきます
ちなみに、六浦さんとはご縁あって受賞後お知り合いになりましたが、本人に確認したところ、この企画は単にカンヌの賞を獲るためだけのものではなく本気で実現したい企画だと言っていたので、NPOなどの方でご興味ある方がいれば、ぜひとも声を掛けてあげてください。
参考までに六浦さんのブログはこちらになります。
■ 62kao blog
http://apps.62kao.com/blog/
最後に。
本人に直接言うと絶対に調子に乗るから言いませんが(笑)、このキャンペーンアイデアには正直しびれました。こういうことを考えられる人を心から尊敬します。
そういえば、六浦さん先週誕生日でしたよね? 遅くなりましたが、誕生日おめでとうございます! ニューヨークでの生活も存分に楽しんできてね!
【参考記事】
・Save the Children: Child labour | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/save_the_children_child_labour
・Save the Children: Contaminated drinking water | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/save_the_children_contaminated_drinking_water
・Save the Children: Child worker | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/save_the_children_child_worker
・Save the Children: Child prostitute | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/save_the_children_child_prostitute
・Save the Children: Child war refuge | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/print/save_the_children_child_war_refuge
・Save the Children: Child soldier | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/save_the_children_child_soldier
・Save the Children: Contaminated drinking water | Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/save_the_children_contaminated_drinking_water
10月 29
以下の記事はこのブログを開設してすぐの2007年10月に書いたものなので、今お読みいただいている方でもご存知ないかもしれませんね。
・ゲームをしながらSEOの知識が身に付く「SEO対策本部~検索エンジン最適化列伝~」
http://souseki.search4search.net/2007/10/12/ゲームをしながらseoの知識が身に付く「seo対策本部/
マシンのパイロットとなり、ライバルサイトの猛攻をかわし、最終ボスを倒せば感動のエンディングという、いわゆる横スクロール型のシューティングゲーム。ただし、ゲームを進めるごとにSEOの知識が身に付くというのが特長です。アイデア勝ちですね。
今日、このゲームの制作者のブログ「京都のSEOコンサルタント松尾茂起のブログ」 で、第2弾となる「SEOの知識で世界を救え!『SEO対策本部2~Dr.ブラックハットの野望』」の公開が発表されていました。
・SEOの知識が世界を救う!「SEO対策本部2~Dr.ブラックハットの野望」 | 京都のSEOコンサルタント松尾茂起のブログ
http://www.seo-keni.jp/blog/2009/10/seoseo2dr.html
「今回は前作を遙かに超える、ドラマティックな出来に仕上がっています。」ということなので、さっそく遊んでみましたが、今回も期待を裏切らない出来栄えです。
ゲームをしながらSEOの知識が身につくかどうかは正直微妙ですが(笑)、相変わらず無駄に高いクオリティは健在。
ぜひあなたも仕事の息抜きがてらにチャレンジして、SEOの知識で世界を救ってみてください(笑)
・SEO対策本部2~Dr.ブラックハットの野望
http://www.seo-keni.jp/seo-taisakuhonbu2/
ちなみに前作同様 、スケールアップしたゲームのテーマソング「恋のSEO!(2009年度バージョン)」のデモPVもYouTubeで公開されています。
10月 28
先週、フジテレビ系列の「ウソホンティ」 という深夜番組を観ていたら、「血を流すビルボード広告」というものが紹介されていました。
正直この触りの話を聞いただけで、だいたいその広告の狙いや仕掛けも想像できちゃったのですが、検索してみたら日本ではあまり紹介されていないようだったので、今回はちょっと取り上げてみようと思います。
まずこの広告ですが、ニュージーランド・パパクラ市の交通死亡事故が多発する幹線道路脇に設置されたもの。
そして、その幹線道路は雨が降ると事故発生率が上がるそうで、交通事故の発生を抑制するため、雨が降ると看板に描かれた少年の写真の目や耳、鼻から血が流れる仕掛けだそうです(看板に取り付けたセンサーが雨を感知すると、タンクのなかに入った赤いインクが流れ出す仕掛け)。
「百聞は一見にしかず」ということで、実際に血を流している映像が「YouTube」に上がっていたので、そちらのショッキングな映像をご覧ください。
番組内では、「逆に意識が看板の方に向いてしまって危険になるんじゃないの?」という至極真っ当な意見もありましたが、実際のところはこの看板を設置して以降、この地域での交通死亡事故は1件も起きていないのだそうです。
【参考記事】
・ニュージーランドの交通安全キャンペーンで「雨が降ると血を流す」看板を設置 - スラッシュドット・ジャパン
http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/07/09/0032226
・雨天時の交通事故を防止するため設置された、ドキッとする看板広告 : ひろぶろ
http://www.hiroburo.com/archives/50817710.html
Recent Comments