美顔クリームの米国トップブランド「Olay」による紙媒体を使ったコンテンツ連動型広告

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先日、「japan.internet.com」を見ていて、こんな記事に目が止まりました。

・コンテンツ連動型広告を見たことがあるのは約45%―ネット広告定期リサーチ(4)
http://japan.internet.com/research/20090327/1.html

「Blog やニュース記事などの内容に合わせた広告を表示する『コンテンツ連動型広告』(Google AdSense など)を見たことがありますか」との質問を行ったところ、「ある」との回答は44.8%(486人)であった。

「ない」との回答は30.8%(334人)だが、「わからない」との回答も24.4%(265人)にのぼった。コンテンツ連動型広告の存在に気づいていないユーザーも多いようだ。

個人的には「広告を見た人が約45%」という調査結果に対してはさほど興味はわかなかったのですが、気になったのはこの記事で触れられている最後の調査結果の方。

最後にコンテンツ連動型広告がどのように受け止められているかを見てみよう。同じ486人に「コンテンツ連動型広告は役に立っていると思いますか」との質問を行った。

「とても役立つ」との回答は1.6%(8人)、「役立つ」15.6%(76人)、「どちらかといえば役立つ程度」40.7%(198人)との合計は半数を超える。

一方、「ないほうがよい」との回答は10.3%(50人)と1割程度であった。

つまり、この調査結果からわかることは、得てして広告は消費者に嫌われる傾向があるものの、自分が興味をもって読んでいるコンテンツと連動して表示される広告であれば、別に好んで欲しいというレベルではないけれど、あればあったで嫌な気はしないっていうことじゃないんでしょうか?

でも、まぁこれって別に目新しい話でも何でもなくて、男性誌にコスメやダイエット関連の広告を載せるよりも女性誌に載せた方が断然消費者の受けも良いって話。しかも、女性誌の場合はその半分が広告でも、広告とコンテンツとのマッチングが高いから、消費者は広告もコンテンツの一部として喜んで消費してくれる。

つまり、広告の効果を高めたいと思ったら、広告の掲載先はコンテンツとの関連性が重要ですよって、よく言われるようなとても当たり前のこと。

で、今回紹介する美顔クリームのブランド「Oray」の広告も、まさにそのあたりを意識した非ネット版のコンテンツ連動型広告になっています。

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雑誌(フリーペーパー?)の映画館上映スケジュールのページ上部に掲載された映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の写真。そのページの下部にあるのが「A curious case no more.(これ以上ない数奇な事例。)」というコピーが書かれた美顔クリーム「Olay」の広告。

つまり、ベンジャミン・バトンのように成長するにつれて若返っていくなんて人生は稀(まれ)なケースであって、成長するにつれて年老いていく普通の人は「Olay」の美顔クリームを使いましょう、ってなことなわけです。

まぁ厳しいことを言うと、映画館上映スケジュールのページと美顔クリーム自体は決して関連性が高いとは言えないわけですが、コンテンツと広告を最初からセットで考えるという企(たくら)みは斬新でおもしろいなぁ、と思ったので紹介してみました。

【参考記事】
・Olay: Curious case | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/olay_curious_case

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