『Pen』3/1号に掲載された韓国人アート・ディレクター“ジェスキ”のアイデアがすご過ぎる件
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以前おすすめした『Pen』3/1号に掲載されている、ジェスキというアート・ディレクターのクリエイティブ・アイデアがすばらし過ぎます。
この人、アメリカで活躍する26歳の韓国人で、手掛けた屋外広告(街メディア)などがすでに数多くの広告賞を受賞しているそうです。
ちなみに、以前紹介したこちらのオレオの広告も彼のアイデアらしい。
このほか、記事内では彼が手掛けた代表的な広告が6つ紹介されているのですが、個人的に特に印象に残ったのがこちらの広告。

▲ NRDC(Natural Resources Defense Council/天然資源防衛評議会)の広告。ジェスキいわく「1000以上のアイデアから厳選しました」。従来の環境広告は“野生動物を守りましょう”と訴えるだけのものが多く、ひとごとに感じがちなのではと考え、皮膚感覚に直接訴えることを目指した。2007年
ある日、ニューヨークの街角に巨大なピストルが出現! 銃口からはモクモクと煙が吐き出され、下には小さく「大気汚染により、年間6万人が死亡します」という文字。
煙突を銃口に見立て、銃身をポスターで描いたこの広告は、ニューヨーカーたちの胸をずしりと貫いた。世界三大広告賞のひとつである『ワンショー』では見事、2007年度の金メダルを受賞。25歳の若さで国際的なブレイクを果たしたのが、韓国出身のアート・ディレクター、ジェスキである。
いつも思うんですが、こういうクリエイティブを思い付く人って、きっと小さいころから空を見て、「あっ、あの雲は犬に似ている」とか「こっちはゾウさん」なんて感じで、常に想像力の訓練をしてきた人なんだろうなぁ。
もちろんこうしたアイデアあふれるクリエイティブもさることながら、記事中で紹介されている彼のコメントがまた良い。
「僕にとって広告デザインとは、言語や理想を越えて、目や耳で感じる喜びを与える芸術。だから、わかりやすくインパクトのある表現で、言葉以上のなにかを伝えたいと思っています」
「よくアイデアはどうやって生まれるのかと訊かれるけど、ヒントは必ず問題の中にある。広告する製品を愛し、理解し、よい個性を発見できれば、自然にアイデアは浮かんでくるんです」
「そうですね。僕はモノを見るたびに、どんなメッセージを発しているかを深く考えています。その上で、誰とでも共有できる思いを、瞬発力やイリュージョンを使って表現しているといったらいいのかな。普通なら見えないフレームを破るのが、本当の広告だと思っていますから」
記事では、次のような文章によってこれからの広告の1つの方向性も示されているような気がします。
ユニークなアイデアによって低予算でも大きな効果をもたらし、面白いと感じた人々がインターネットのブログや動画サイトで紹介することで、急速に世界中へ広がっていく。単に奇抜なアイデアなのではなく、モノの本質を射抜いた上でのイマジネーションだからこそ、ジェスキの広告は言葉の壁を越えて多くの人の共感を呼ぶのだろう。
うん、良い記事です。少しでも広告に興味があるなら、立ち読みでもいいので本屋さんで一読してみたらいかがでしょうか?
個人的にもジェスキのように、近い将来、ぜひ低予算で大きな効果をもたらす「街メディア×ネットメディア」をやってみたいんですねぇ。
だって、こんな広告が街にあふれ出したら、いまのように広告が氾濫しても、少しはみんなの広告に対する嫌悪感が和らいで、街歩きが楽しくなるんじゃないかなぁ、なんて思うんですよ。
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Pen (ペン) 2009年 3/1号 [雑誌] 阪急コミュニケーションズ 2009-02-16 |
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![Pen (ペン) 2009年 3/1号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/615J4v4HeeL._SL160_.jpg)
市川伸一(

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