過去にもこのブログでは紙切れとペンだけで作った広告を紹介したことがありますが、今回紹介する広告はダンボールとマジックペンだけを使ったもの。
イギリスでホームレスに食べ物や部屋を無償提供したり、社会復帰の手助けをしているボランティア団体「Crisis」によるゲリラ広告です。
コピー:
LOVING THE SNOW?
TRY SLEEPING IN IT
Help get homeless people out of the cold for good.
Crisis.org.uk
日本語訳:
雪は好きですか?
じゃあ、寝てみてください。
ホームレスを寒さから助け出すことに協力してください。
Crisis.org.uk
写真のように、ロンドンの大通りに段ボール製ベッド30個が置かれたそうです。
100年に1度の大不況と言われる今、日本でも真冬の寒空のなかをダンボール製ベッドで過ごす人々を多く見かけるようになりましたが、なんだかこの広告を見て、そうした人たちのことを知らず知らず見て見ぬふりをしようとしている最近の自分がいることに、ハッとさせられました。
他人事ではない現実。
相手(消費者やクライアント)の気持ちになって考えられることが広告マンの必須の資質ならば、ホームレスの人たちの痛みも自分の痛みとして感じられるようでないと、本来はダメなはずなのに。。。
まぁ、痛みを共有できたからといって私に特別何か大きな行動ができるというわけではないけれど、こうしてブログで伝えていくことがまずは自分が一番簡単にできるアクションだと思って、いつもより少し真面目にこの広告を紹介させてもらいました。
【参考記事】
・Crisis: Snow Bed | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/print/9820/
・屋内で暮らす「ホームレス」たち[イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト]
http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/2853/161/
- こんな風になったら、そろそろ転職時期なのかもしれないという求人サイトの広告
- 紙切れとペン、そしてほんのちょっとのアイデアがあれば意味のある広告は作れるという教訓
- (18禁)周囲に人がいないか確かめてから見てください。スイスの国家機関によるエロすぎるコマーシャル映像
- 良く切れるカミソリの広告。でも、そこまではちょっとやりすぎでは?
- 雪国ならではのアイデア。カナダのホテルが媒体費ゼロで実施したゲリラ広告



Trackback URL
Trackbacks
Comments
Comment feed
Comment