1月 19
ドラマや映画でよく見かけるオークション風景。吊り上っていく競り値。
いったい何が売られているの? 絵画、宝石、彫刻、それともアンティークの時計?
そう思った瞬間にカメラがパーンして、競られている商品が明らかに。
その映像に思わず視聴者は息を飲むでしょう。
そして最後に、「This year, 1.2 million children will be sold.(今年、120万人の子供が売られるでしょう。)」の字幕がカットイン。
計算し尽くされた演出。寡黙であるがゆえにメッセージが深く胸に突き刺さります。
広告主はイギリスの人権保護団体「ヘレン・バンバー財団」。
【参考記事】
・Helen Bamber Foundation: Auction / Advertolog.com
http://www.advertolog.com/paedia/reels/2009/1/6/534891/
1月 19
ロンドンのバスシェルターに取り付けられたタッチスクリーン型ゲームで遊ぶ人たち。
実はこれ「キャドバリー・クリームエッグ」というお菓子の広告です。
いわゆるゲーム内広告にあたるわけですが、国内のゲーム内広告専門会社アドバゲーミング社によれば、ゲーム内広告は大きく3つに分類できるそうで、その定義からするとこれは「アドバゲーミング」にあたりますね。
・ゲーム内広告の魅力とチャンス―日本で離陸直前:特集[CNET Japan]
http://japan.cnet.com/sp/gamesad/story/0,3800075712,20344269,00.htm
1.インゲームズアド
ゲーム内の広告スペースをメディア的に扱っていく。例えば、ゲーム内で表示される看板に、広告が掲載されることなどだ。配信型とも呼ばれる。前述したMassiveやAdscape Mediaは、主にこのタイプの広告を取り扱っており、米国では主流の広告方式。
2.インゲームズプロモーション
リアルのプロモーションをバーチャル的に実施する広告手法。ゲーム内に広告商品を登場させる「プロダクトプレイスメント」などを活用したバーチャルプロモーション。映画やテレビなどでもよく使われる手法で、オンラインゲームではないもののコナミと大塚製薬の事例が有名。コナミの「メタルギアソリッド3」で、大塚製薬の栄養食品「カロリーメイト」がアイテムとして登場し、主人公がカロリーメイトを食べるとスタミナが回復するという使われ方をした。日本では、この方式が受け入れられやすいと予想。
3.アドバゲーミング
広告商品を取り扱ったゲームを一から作成してしまうというもの。ゲームそのものが広告商品となる。例えば、サントリーが展開した「PEPSI NEX」のゲームなど。
取出し口が付いていて、ハイスコアを出したら実際にそこから「キャドバリー・クリームエッグ」が出てくるなんて仕掛けがあっても面白いかも、なんて考えたりもしましたが、それはさすがに衛生上の問題でNGなのかな?
ちなみに、広告主のキャドバリーは昨年のカンヌ国際広告祭フィルム部門でグランプリを獲得したCM「ドラムを叩くゴリラ」で話題になった会社です。
【参考記事】
・Cadbury Creme Egg: Touchscreen bus shelter game / Advertolog.com
http://www.advertolog.com/paedia/reels/2009/1/16/534991/
・Cadbury Creme Egg: Touchscreen bus shelter game | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/video/9698/
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