今回紹介するのは、ドイツの広告会社「Scholz & Friends」が制作した「A short history of marketing(マーケティングの短い歴史)」という映像作品。
これは最近数十年間で起きたマーケティング環境の急激な変化を、アニメを使ってわかりやすく解説したもの。
取り立てて目新しいことは言っていませんが、誰にでも(マーケティングに詳しくない人でも英語やドイツ語がわからない人ても)理解できるようにアニメを使って噛み砕いて説明している点がすばらしいと思います。
とかくマーケティングの話になると、横文字専門用語を並び立てて「オレはマーケティングに詳しいんだぜ」感を醸し出す人が多い日本の広告業界ですが、コミュニケーションを生業にしているのなら、本当はこんな風に万人に伝わる方法を考えないとダメですよねぇ(自戒も含め)。
自分がクライアント側の人間だとして、こんな映像をプレゼン前にでも見せられたとしたら、「こいつらわかってるなぁ」って思うし、じっくり腰をすえて話を聞いてみたくなると思うし。
ちなみに、この「Scholz & Friends」という会社、もうひとつ感心させられたのは、”The Orchestra of Ideas(アイデアのオーケストラ)”という企業ロゴに添えられたタグライン。
これはクライアントとエンドユーザーのコミュニケーションをオーケストラの演奏に喩え、個々のプロモーション(独奏)を最適化させつつ、キャンペーン全体(交響曲)の設計を組み立てるということらしいです。このセンスもカッコ良いし、「こいつら本当にわかってるなぁ」という気にさせてくれます。
【参考記事】
・A short history of marketing | scaryideas.com
http://www.scaryideas.com/video/9670/
- 紙媒体なのになぜか音の静かさが伝わってくるエアコンの広告
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市川伸一(

2回も見てしまいました。3分30秒の世界でここまで分かりやすく、制作するスタッフが素晴らしいですね。世界の先進主要国は、経済発展によってモノ、サービスが溢れ、同質化し、飽和状態となり、生活者主権時代になったということですね。だから、今一度、ブランドポジションを再考し、どうエンゲージしていくべきか?を見つめ直すスピードと判断が難しい時代といえそうですね。
Posted at 2009.01.19 10:38:32 by okada