ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の「Wieden+Kennedy Tokyo(ワイデン+ケネディ トウキョウ)」の10周年記念展に行ってきました

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先週土曜日、外資系クリエイティブ・エージェンシー「Wieden+Kennedy」の東京オフィス「Wieden+Kennedy Tokyo(ワイデン+ケネディ トウキョウ)」開設10周年を記念した企画展「OYKOT WIEDEN+KENNEDY TOKYO:10 YEARS OF FUSION」に行ってきました。

■ OYKOT W+K TOKYO : 10 YEARS OF FUSION
OYKOT W+K TOKYO : 10 YEARS OF FUSION
oykot

感想としては、良い刺激にはなりましたが、残念ながら自分とは目指す道が違うな、という感じ。

ありがちな批判になってしまいますが、広告が商品に落ちていないというか、なんとなく彼らの手がけたモノは広告というより作品になっているな、という気がしてなりませんでした。

なお、この「Wieden+Kennedy」は、オレゴン州ポートランドにある本社には「Fail Harder(激しく失敗しよう)」という標語が掲げられているチャレンジングかつアグレッシブな会社で、「Wieden+Kennedy Tokyo」も設立以来、「ふつうの広告代理店」にならないことを目指してきたそうです。

個人的な意見を言わせてもらうと、自分がクライアントの立場だったら「Fail Harder(激しく失敗しよう)」なんてことを軽々しく言う会社は嫌だし、代理店が「ふつう」か「特殊」かなんて関係がない。「ふつう」か「特殊」かが重要なのではなく、重要なのはきちんとクライアントに(そして社会に)価値を提供できる会社かどうかということだと思います。

でも、おそらくそこはどちらが間違っているとかではなくて、冒頭にも言ったように目指す道の違いなんでしょうね。

というか、こんなつまらんことを言ってる時点で、やっぱり自分ってそもそもがクリエイター気質じゃないんだな、きっと。

思いがけず偉そうにいろいろ批判めいたことを書いてしまいましたが、入場無料ですし、行って損はない企画展だと思いますので、ぜひどうぞ。

■会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
2008年12月2日(火)- 12月24日(水)
〒104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel. 03.3571.5206
日曜・祝祭日休館 11:00a.m.-7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)入場無料

ところで、話は急に飛びますが、ちょうどいま「Wieden+Kennedy」のロンドンオフィスでは、「クリスマスカード・メイキング・マシーン」というキャンペーンが行なわれています。

wk

これはロンドンオフィスがあるビルのディスプレイに特大のクリスマスカードを表示させ、通行人がディスプレイの前に立つと、その顔を検地してキャラクターの顔に通行人の顔が差し替えられて表示される仕組み。

Webサイトとも連動していて、ディスプレイに表示される映像は専用のWebサイトでも見られ、ユーザーはそこでオリジナルのクリスマスカードが作成できます。

■ Christmas Card Making Machine - Wieden + Kennedy - 16 Hanbury St, London
http://www.christmascardmakingmachine.com/
christmas_card_making_machine

広告とは無関係にこういうことを仕掛けられるところが、彼らの価値でもあるのでしょうね。

【参考記事】
・Wieden + Kennedy: Christmas Card Making Machine / Advertolog.com
http://www.advertolog.com/paedia/prints/2008/12/11/206340/


マクドナルドの脂っこいクリスマスツリーとクォーターパウンダーのティザーキャンペーン

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オランダでクリスマスシーズンに向けて展開されたマクドナルドのグラフィック広告です。

mcd_xmas

どんなにポテトが好きな人でも、さすがにそんなにはいりません。

ところで、マクドナルドと言えば、日本では最近発売された「クォーターパウンダー」が自社ブランドを伏せたティザーキャンペーンで話題になりました。

・「クォーターパウンダー」の展開について[マクドナルド ニュースリリース]
http://www.mcd-holdings.co.jp/news/2008/promotion/promo1126b.html
・自社ブランドを伏せていた狙いは? マクドナルドの「クォーターパウンダー」|これが気になる!|ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/series/brandnew/10136/

個人的にはこのキャンペーンによって商品は話題になったし売上増加にも貢献したようなので、おおむね成功ではないかと思っていたのですが、こちらの「『クォーターパウンダー』自社名伏せの効果は?」というヤフーの調査を見る限り、マクドナルドはそんな小手先のことではなく、根本的な問題に取り組まないといけないんじゃないかなぁという気がしました。

キャンペーンによる効果があったという人も、キャンペーンによる効果がなかったという人も、どちらの意見もマクドナルドに対してかなり辛らつな意見が多くなっています(もちろん、こういうところでの意見って、ネガティブな意見に偏る傾向があるものなんですが)。

Quarter Pounder

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意見を読んでいくと、とくに「マックというブランドの自信喪失を感じるだけ。」といった意見には、確かにそういう見方もできるよね、と納得させられました。企業ブランドを伏せたキャンペーンの危険性に気付かせてくれる意見です。

それにしても、今でも私はよくマクドナルドのハンバーガーを食べるんですが、世の中的にはマクドナルドの評価は、「i’m lovin’ it.(私はそれが好き。)」どころか、「i’m hatin’ it.(私はそれが嫌い。)」になりつつあるのでしょうか?

■ QUARTER POUNDER
http://www.mcdonalds.co.jp/quarter-pounder/
quarter_pounder

【参考記事】
・McDonald’s: Merry Christmas / Advertolog.com
http://www.advertolog.com/paedia/prints/2008/12/16/276789/


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