今日の朝、出社していつも通りにフィードリーダーに目を通していたら、CNETになかなか良い記事を発見。
・「ソーシャルメディアキャンペーン」の半数は失敗–アナリストが指摘する理由 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20381661,00.htm
Sarner氏は、「(企業は)コミュニティーに殺到し、つながりを持とうとするが、もっぱら双方に共通する目的がないため、失敗するだろう」と述べた。「共通する目的」とは、キャンペーンを展開すると企業とキャンペーンに参加するオーディエンスの両方にとって役立つ手段のことで、そのバランスを見つけるのは容易ではない。奇抜でオーディエンスがやみつきになるようなキャンペーンは、企業にとってほとんど価値がなく一時的なブームに終わりがちである。
・・・(中略)・・・
企業がそれぞれ異なるため、ソーシャルメディア広告およびマーケティングに対する普遍的な解決策は、明らかに存在しない。Sarner氏は最初のアドバイスとして、キャンペーンを始める理由を明確にすること、そして、「人々に話しをさせる」だけでは不十分だということを挙げた。
「なんだ、あたりまえのことしか書いてないじゃん!」。期待して読んだ人はそんな風に思ったかもしれません。
でも、人間だれしも「あたりまえのこと」こそ見落としてしまうもの。そういう意味ではこういう「あたりまえのこと」をきちんと言ってくれる記事ってとても重要。
ちなみに、「あたりまえのこと」を軽視する人におすすめしたいのがこの本。広告業界で働くどこにでもいるような冴えない青年が「あたりまえ主義」を武器に社会で成功をおさめる物語。広告マンならずとも、ぜひ読んで欲しい1冊です(有名な本なので、すでに読んだ人も多いと思いますが)。
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あたりまえのアダムス 酒井 泰介 ダイヤモンド社 2003-11-29 |
余談ですが、以下は前職時代にクライアント向けに月1回発行していた会報誌に寄せた私の書評です(ヤベッ! 人物が特定されちゃうかな?)。
今月のおすすめの1冊『あたりまえのアダムス』
この物語が初めて世に出たのが1916年。それから1世紀近くの時が過ぎても、本書は現代を生きる我々に重要な気づきを与えてくれます。
ゲームを楽しいと思うのは子どもだけじゃない。駅からの距離が繁盛店の条件なら、エキナカを商業施設にしてしまえばいい。こんなあたりまえの発想が新たなヒット商品やサービスを生み出しています。ところが、こうした発想に到達するのは、簡単なことではありません。なぜなら、あたりまえのことは極めて単純で、当然過ぎて、誰もが見過ごしてしまうのです。人はしばしば独創的なアイデアや複雑な計画にこそ高い価値があると思い込み、策に溺れてしまいます。そんな時は本書を読んで、「あたりまえ主義」を見直してみてはいかがでしょうか。


市川伸一(

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