紙媒体だからこそできた素晴らしい広告表現の数々

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このブログで何度か書いていますが、私は学生時代に新聞社で編集補助のアルバイトを経験し、その後大学を卒業してからは小さな編集プロダクションで雑誌の編集の仕事をしていました。

結局は30歳手前で業界的な限界を感じ、ネット広告の世界に転職したわけですが、それでもやはり今でも新聞・出版業界には期待しているし、紙媒体には格別の思い入れがあります。

だからこそ、世間で「これからはネット。紙媒体はもう終わり」なんて言われるのを聞くにつれ、ちょっと悲しい気分になります。業界出身者としては、いまだに紙だからこそできることってたくさんあると信じているし。

そんなわけで、今回のエントリーでは、新聞・雑誌業界を応援する気持ちを込めて、紙媒体だからこそできた素晴らしい広告表現の数々をご紹介したいと思います。

まずは、カンヌ国際広告祭2008でメディア部門の金賞を受賞した「朝日新聞、動く」。大阪本社発行の朝日新聞3月22日付けの夕刊に折り込まれた特殊なシートを新聞に被せてゆっくり横に動かすと、なんと広告までもが動くというおもしろい仕掛け。おもしろいだけでなく、メッセージ性もあるステキなアイデアです。

・「動く広告新聞」がカンヌを動かす メディア部門ゴールドライオン受賞(PDF)
http://adv.asahi.com/geppo/0808/image/geppo0808_p42.pdf

続いては、スウェーデンの大手家具店「イケア(IKEA)」のクローゼットをかたどった新聞広告。

IKEAstorage

こちらは、東芝「EURO2008(UEFA欧州選手権2008)」に向けて展開した大画面テレビの雑誌広告。テレビ側の誌面を90度に立てると、大画面テレビでサッカー観戦を楽しむ臨場感が強くイメージできます。

toshiba_euro

そして、ページをめくるといきなり男性のおしりが登場するちょっと衝撃的な「Styx Underwear」というチェコの下着メーカーの雑誌広告。どうやら、こちらはおしりに食い込まない特殊なデザインのパンツを宣伝する広告のようです。

styx_underwear

続いては、中国で展開された有名化粧品ブランド「クリニーク(Clinique)」の雑誌広告。ページに切れ目を入れることで長いまつ毛を表現して、マスカラの魅力を伝えています。

CLINIQUEfrench

最後に、口腔衛生製品では老舗のドイツ企業「Hager & Werken(ハーゲルヴェルゲン)社」「ミラデント(Miradent)」ブランドの雑誌広告。

雑誌の見開きページが歯になっていて、しおりが「ミラデント(Miradent)」の歯間ブラシを表現しています。

Miradentfloss

どれもこれもネットでは表現できない紙媒体だからこそできた素晴らしい広告表現になっています。

素晴らしいぞ、紙媒体!

【参考記事】
・IKEA: Slide to open | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/ikea_slide_to_open
・Toshiba - Euro 2008 Closer than ever - print, Israel | Adland
http://commercial-archive.com/node/145553
・scaryideas | Styx Underwear: We are not getting into your ass
http://www.scaryideas.com/print/8686/
・Clinique: Lashes | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/clinique_lashes
・Miradent oral care system: Dental floss | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/miradent_oral_care_system_dental_floss


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