大吟醸酒のように雑味のないシンプルな広告をいくつか集めてみました

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最近目にした広告のなかから、無駄なものを削ぎ落としたシンプルな広告をまとめてみました。

深く考えていないからアウトプットがシンプルになってしまったわけではなく、深く考えた結果、訴求点を絞り込んでシンプルなアウトプットになった広告。こういう大吟醸酒のように、素材を極限まで磨き込んで作られた広告って大好き!

まずは、ビッグサイズの「スニッカーズ」の広告。

snickers_big

続いては、イスラエルの出版社・Steimatzky社の広告。頭が異常に小さい男性の写真と「Read more.(もっと読もう)」というコピーで、「さもないと、こんなに頭が退化するぜっ!」というニュアンスが直感的に理解できます。妙に納得。

Steimatzkyreadmore

次は、ニベアを使うと肌がツルツルになるということをアピールすための、ソファを使った広告。タグラインは「Good-bye cellulite.(さよなら、セルライト)」。

NiveaCouch

こちらは、ポテトをまるで焚き火のようにホットにする激辛ソースの広告。

calvehot

ビールメーカーのハイネケンがスポンサードするライブの告知広告は、ステージのライトアップがグラスに注いだビールをかたどっていて、なんともオシャレ。

Heineken-Jammin-Festival---concert

新鮮なブドウが一瞬で干しブドウになるぐらい抜群の吸湿性を発揮するのは、イスラエルで展開されたペーパータオルの広告。

nikolgrapes

スリムなボディが特長の「スマート」は、どんなに狭い広告スペースだってジャストフィット。

smartslim

そもそも広告は伝わってナンボなので、一瞬で人々の目を引きつけ、内容を理解させるシンプルさって重要ですね。それに、個人的にはブログで紹介するにあたってクドクドと説明をしなくていいというのもありがたいです(笑)

【参考記事】
・Snickers: Big | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/snickers_big
・Steimatzky: Read more | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/steimatzky_read_more
・Nivea: Couch | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/nivea_couch
・Calve: Burning hot | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/calve_burning_hot
・Heineken: Concert | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/heineken_concert
・Nikol Paper Towels: Grapes | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/nikol_paper_towels_grapes
・Smart: Slim | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/outdoor/smart_slim


アドウェイズのアバター付き音声広告バナーサービス。ごめん、これじゃ広告嫌いになるわ

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おそらく中の人たちは、いろいろと苦労を重ねてサービスをローンチさせたのでしょうが、サンプルの音声バナー広告を見て(聴いて)、1ユーザーとして「これは無しでしょ」と感じました。

・アドウェイズ、アフィリエイトと連動したアバター付き音声広告バナーサービス開始
http://www.adways.net/press/adways62.html

アバター付き音声広告バナーは、バナー広告内の人物やキャラクターが音声によって広告商品をPRし、広告を見ているユーザーを広告主のサイトへ誘導するサービスです。
カーソルの動きを目で追いユーザーに語りかけるため、広告の持つ“伝える効果”が非常に高くユーザーとのコミュニケーションを図ることができます。
また音声によるPRを行うことで、バナー広告という小さなスペースでも多くの情報を伝えることができ、サイト内に掲載されている多数の広告に埋もれることなく商品の訴求が可能です。

音声広告バナー

最先端のテクノロジーを使っていて、広告屋目線で見ると面白いと思うんだけど、正直ユーザーとしてはウザイだけのはず。しかも、音声と口の動きがビミョーに合っていないので若干オカルト的で、夢に出てきそうだし。

ユーザーの広告嫌いに拍車がかかりそうな気がするので、これは広まらないで欲しいなぁ。苦労して開発した人たちには、ほんと申し訳ない感想なんだけど。

サンプルはこちらです。

・ADWAYS 音声バナーサンプル
http://client.4colors.jp/adways/banner/index.html


「Googleで、できること。」キャンペーンは、「Googleで、できないこと。」も明示していると思う

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Googleという会社は広告ビジネスで大きな収益を上げている会社でありながら、自身は以前は広告ではなくPRやクチコミによって自社サービスを広めるという戦略を取ってきました。

・27歳のGoogle創立者、「口コミが最大の広告」
http://www.atmarkit.co.jp/news/200103/01/google.html

 Googleは、的確な検索結果、スピード、シンプルなユーザー・インターフェースなどでユーザーを魅了してきた。「マーケティング費用はほとんどかけてこなかった。従業員もほとんどが技術者」とページ氏、「まず製品ありき。優れた製品だから口コミで広まったんだ」。

そのGoogleが9月1日から本格的に開始した日本独自のキャンペーン「Googleで、できること」では、屋外広告やバナー広告などのネット広告を大々的に使ったキャンペーン実施しています。

これ、ある意味では「Googleで、できないこと。」も明示しているように感じます。

どんなに良いプロダクトを世に送り出しても、知らないものは使ってもらえないし、どんなサービスもまずは使ってもらわなければその良さを理解してはもらえない。

もちろんPRやクチコミによってある程度の認知を広めることは可能ですが、広告も併用した方がさらなる広がりが期待できる。

つまり、Googleさんも「広告よりクチコミが効果的」なんて先入観いっぱいのメディア・アンニュートラルな発想を捨てて、統合型マーケティング(インテグレーテッド・マーケティング・コミュニケーションとか書いた方がカッコいいw)の重要性に気づいたってことかな?

なんだかエラソーだけど、誰だって「できること」と「できないこと」はあるわけで、お互いがお互いを助け合えばいいだけの話。Googleの広告ビジネスの強みに検索連動型広告がありますが、知らない言葉は検索されないわけで、そういう意味ではまだGoogleが本格的にはスタートさせていないマス広告やOOH広告、バナー広告のような認知を促進するマーケティング施策も必要ってこと。

ちなみに、調べてみたらGoogleの大規模広告キャンペーンって、これが初めてってわけじゃなかったんですね。

・Google、日本で駅や鉄道車内を使った広告キャンペーンを展開[ITmediaニュース]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/05/news034.html

■ Googleで、できること。
http://www.google.co.jp/dekiru/
google_dekiru

池袋駅で展開している屋外広告を見たい方は、こちらへどうぞ。

・池袋でGoogleの広告ほぼ全てを撮ってきました。[Yoshio’s blog]
http://no-road-no-rules.365ballet.com/?eid=794891

最後に余談ですが、先日読んだ『広告営業力』という本で知ったのですが、最近のGoogleのキャンペーンは「ワイデン+ケネディ トウキョウ」が手掛けているんですね。

【参考記事】
・Googleが“池袋駅にだけ”広告展開している理由 - ITmedia Biz.ID
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0809/02/news104.html
・池袋駅にはGoogleユーザーが少ない–「Googleで、できること」キャンペーン開始 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20379686,00.htm
・Google使いこなし術を動画で解説する「Googleで、できること。」[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/01/20717.html
・「Googleで、できること。」キャンペーン。|アドマン2.0@デキる広告マンの作り方
http://ameblo.jp/adman/entry-10131073731.html

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グリムスの月間表示回数が月間1,000万回を突破! おめでとう! そして、ありがとう!

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このブログのサイドバーにも貼り付けているブログパーツ「グリムス」の月間表示回数が月間1,000万回を突破したそうです。

ブログに記事を投稿するだけで環境活動に貢献できるという魅力もさることながら、更新をサボるとブログパーツ内の苗木が枯れてしまうということが、多くの人にとって少なからずブログ更新の原動力になっているはず。

社会貢献とブログ文化の発展に貢献する素晴らしい取り組みです。

それにしても、このブログパーツの成功にはいろいろと考えさせられます。

お金でブロガーに記事を書かせるPayPerPostのビジネスが減速傾向を感じさせるなかで、「グリムス」のこの成功は、ほとんどが金銭とは無関係のクチコミによるもの。

結局、クチコミの成功って共感が得られるかどうかなんだよなぁ。

【参考記事】
・環境貢献型ブログパーツグリムスが月間の表示回数1,000万回を突破(PDF)
http://www.gremz.com/release_data/release_080903.pdf


「1-click Award」2008年版サイトが公開。今年の主役はおでこが広めのオッサンです

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昨年もこのブログで紹介した「1-click Award」の2008版サイトが公開されています。

■ 1-click Award
http://www.1-click.jp/
2008_1click_award_01

入力欄に好きな文字を入れて「GO」ボタンを押すと、オッサンがややハゲぎみの頭を使って入力した文字を表現してくれます。

どうやらランダムで表示されるミニムービーも何パターンか用意されているようす。

2008_1click_award_02

個人的には、昨年のカンチョーおじさんの方が「1-click」というテーマ性が直接的に伝わってくる気がして好きですが、今年もこれで終わりじゃなく、さらなる仕掛けがあると期待しています。

■ 1-click Award 2007
http://2007.1-click.jp/
2007_1click_award


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