私の中でゼロックスという会社は、折り目正しく品行方正、でもちょっと融通のきかない堅物なヤツというイメージがあったのですが、今回紹介する広告はそんなイメージとかけ離れたかなり過激な内容です。
広告のなかに2枚の似たような広告を並べて、「BETTER COPIES. MUCH FASTER.(より良いコピー。はるかに速く。)」というタグライン。
わかりますね? つまり、「この広告とこの広告ってやけに似てるけど、実はこれって競合企業の広告をパクって(コピーして)るだけなんじゃね? でもさぁ、ゼロックスの『XEROPRINT AG』を使えば、こんなに時間をかけなくても、もっと仕上がりよく早くコピーできるんだぜっ!」ってことです。
怖いもの知らずとはまさにこのこと。槍玉にあげられた企業が取引先だったら、即刻取引停止になってもおかしくないはず。
このリスクの大きい企画によくゼロックスがゴーサインを出したもんだと感心させられます。それに広告会社の方も、普通はこういうアイデアが出ても提案しないもんだよなぁ。まさにタブーに挑戦って感じの広告です。

▲ Fluogum(2003) v.s. Trident(2004)

▲ Fiat(2001) v.s. Volkswagen(2007)

▲ BMW(2003) v.s. Volkswagen(2006)
【参考記事】
・Xeroprint: Gum | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/xeroprint_gum
・Xeroprint: Car | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/xeroprint_car
・Xeroprint: Birds | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/xeroprint_birds
・Xeroprint: Delivery | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/xeroprint_delivery



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