6月 16
今週末は「ブランド太郎」さんのこちらのエントリーを読んで、広告業界の課題と今後の課題解決策を体系化して捉えることができて、脳がスッキリした感じ。
・提供サービスの変化・進化|ブランド太郎ブログ
http://ameblo.jp/brandscript/entry-10103733640.html
ちなみに、個人的には今後広告会社はいかにコンサルティングファーム化できるかが生き残りの鍵だと思っています。
では、どうすれば広告会社はコンサルティングファーム化できるのか?
それは、会社を形成する一人ひとりの資質によるところがとても大きい。結局は広告(マーケティング)のプロとして、枠売りではなく知恵を売れる(売れる仕組みづくりができる)人材をどれだけ多くストックできるかが重要なんだと思います。
そして、私自身の目下の目標こそが、いかに自分がそうした人材になれるかどうか。現状では課題山積ですが、とにかく自身のコンサルタント化のために今後ともインプットとアウトプットをサボらずにやっていかなければいかんと思う次第です。
以下は以前読んだ『コンサルタントの時代 21世紀の知識労働者』から、気になった一節の引用です。
その昔、太閤秀吉が「天下に最も多きものは何か」と問うた時、家臣の曾呂利新左衛門はこう答えたという。
「それは、人でござりまする」
続けて秀吉が「では、天下に最も少なきものは?」と問うた時、「それは、人でござりまする」と新左衛門は答えたという。
この言い伝えは、いつの世にも人は多くとも、傑出した人材は稀なることを言い表すエピソードとして、私たちの胸に響くものがある。(P.34)
どうして個々に独立したコンサルタントが、わざわざファームという形で集団を形成する必要があるのだろうか?
それはおそらく、ファームの持つブランド力、個々のコンサルタントが持つ知識・知恵の集合としてのナレッジ力など、一人ひとりでは持ち得ない力をファームに結集することで発揮させようとするからだろう。
だとするならば、コンサルティング・ファームという組織は、従来の事業会社のように「まず会社ありき」の発想で形成された組織とは、ひと味もふた味も違っていなければならないわけだ。
コンサルタントの立場からすると、ファームの他のコンサルタントと協働を実現できること、さらには、自らの成長を促す場が得られることが、あえてファームに属して仕事をする大きな理由となっている。逆にいうなら、ファームに属しているがために自らの成長の足をひっぱり、自身の才能の芽を摘んでしまうことになるとすれば、ファームに属している意味はないことになる。
そのように考えていくと、コンサルティング・ファームという形は、21世紀の知識社会で多くの企業が向かうべき1つの組織形態のように思われる。組織の成長と個人の成長が共存できる組織、それが知識社会にふさわしい経営モデルなのではないか。(P132~133)
この本、近々もう1回読んで勉強し直そっと。
6月 15
雑誌編集者から広告マンへ転進した私にとって、雑誌の中吊り広告というのは心から愛すべき存在。それこそ、好物のカレーとトンカツが一緒になったカツカレーのようなものです。そのせいか、電車に乗っても、かわいい女の子の次に目が行ってしまいます(いかに好きといえども、本能には勝てませんね)。
そんな雑誌の中吊り広告をPCのデスクトップ上やブログ上で閲覧できるサービスが開始されたというのだから、注目せずにはいられません。
さっそく、サイドバーにブログパーツを貼り付けておきたいと思います。
・中吊り広告をデスクトップやブログに配信する「今日のナカツリ」[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/09/19864.html
アップフロンティアは9日、雑誌の中吊り広告をPCのデスクトップやブログに表示できるサービス「今日のナカツリ」を開始した。利用は無料。当初は、朝日新聞出版や新潮社、文藝春秋など7社26誌の中吊り広告を閲覧できる。
「今日のナカツリ」では、Adobe AIRベースのデスクトップアプリケーション「今日のナカツリ VIEWER」と、ブログパーツを提供する。「今日のナカツリ VIEWER」は、雑誌発売日に中吊り広告をデスクトップ上へ自動配信する。拡大表示も可能だ。
■ 新鮮な中吊り広告をデスクトップにお届け|今日のナカツリ
http://nakatree.jp/

それにしても、中吊り広告だけじゃなくて、テレビ広告やグラフィック広告、Web広告、OOH広告など、国内の広告全般をすべてWebで閲覧できる統合型サービスってできないもんかなぁ。
どなたかそんなサイトを立ち上げる時にはぜひ一声掛けてください。真っ先に乗っからせてもらいますよ。
【参考記事】
・雑誌の中吊り広告をわざわざブログやデスクトップで見る「今日のナカツリ」[hiniclip:ヒニクリップ]
http://clip.hiniku.com/?eid=703759
6月 15
フランス・パリ地域のニュースをカバーする地方紙『le Parisien』のCMです。
私の解釈が間違っていなければ、「今はインターネットで世界中のニュースが即座に伝わる時代だけど、逆にこういう時代にこそローカル情報を専門的に扱う地方紙の存在が重要だよね」ということを暗喩的に表現しているのではないでしょうか。
このあたり、実は前回のエントリーで紹介した『グーグルに勝つ広告モデル』でも次のように語られていることです。
新聞コンテンツの中で、強いニーズが存在すると同時に、インターネットではなかなか提供できない情報の一つに、ローカル情報があります。・・・(中略)・・・ローカル情報というのは、実は見過ごされがちですが、強い潜在ニーズを持った情報なのです。
個人的にも、この考えには大いに賛成。
10年ほど前に神奈川新聞で当時編集局長をされていた方の話を聞いたことがあるのですが、「グローバル化が進めば進むほど、グローカル化の時代もやってくる」と仰っていた言葉ともリンクします。
実際の例で言えば、阪神・淡路大震災の時に被災者の情報収集に役立ったのは実はテレビや全国紙ではなく、ラジオや地方紙だったということがあります。
なぜなら、震災など大きな災害が起きた時には、全国紙はどうしてもその立場上、被災者の総数や国の施策といった大きなフレームの情報に偏ってしまう。それに対し、地方紙は「どこで炊き出しをやっているか」「どこに行けばお風呂に入れるか」といった地元の人たちが本当に必要としている情報を提供することができる。
先日、「岩手・宮城内陸地震」が発生したばかりですが、こういう緊急時こそやはり地方紙の力の見せ所になるのではないかと思います。
【参考記事】
・Le parisien: Merde à celui qui le lira![Advert showroom]
http://advertshowroom.blogspot.com/2008/06/le-parisien-kiss-my-ass.html
6月 15
転職後すっかり仕事にやられ気味でブログの更新どころかインプットもままならない日々ですが、今週はなんとか1冊だけ本を読むことができました。
それがこちらの『グーグルに勝つ広告モデル』という本。
本屋でタイトルだけ見た時は、「またタイトルで煽ってやがるな」と思って軽くスルーしていたのですが、後日ネットでこちらの書評を読んで興味がわき、さっそく読んでみたわけです(といっても、すでに購入してから半月以上経ってしまったのね。。。)
・書評『グーグルに勝つ広告モデル』[R30]
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2008/05/post_7c46.html
読み終わってみて、書評の次のくだりは特に納得。
とりわけ、1章「マスメディアの本質は『注目=アテンション』の卸売業」から3章「マスメディアの競合としてのインターネットメディア分析」までの議論は、ネットのことをかなりよく知っているマスコミ関係者でもきちんと整理して理解されていない論点が見事なまでにまとめられているので、このわずか20ページあまりのパートだけでも一読する価値はある。
でも、これって実はマスメディアの人間だけじゃなく、「これからはネット広告の時代。マス広告の時代は終わり」なんて二者択一論でしか物事を語れないネット系広告マンもきちんと整理して理解しておかないといけないことなんだよなぁ。
それから、この本の書評でよく「そんなこと知ってるよ」とか「別に目新しい指摘じゃない」と書いている人を見かけるけど、そういうことを言う人もこの本の本来的な意味が整理して理解できていないと思う。
その証拠に、本の中でも司馬遷の次のような言葉が引用されている。
知ることがむつかしいのではない。いかにその知っていることに身を処するかがむつかしいのだ。(司馬遷『老子・韓非列伝』)
この本は「知っていることが重要なのではなく、いかに行動に移せるか」を説いているので、知っているだけでは別に何の自慢にもならないと思う。
6月 10
たまたま家族でテレビを見ていて、みんながこのCMで一斉に「プッ!」って噴き出してしまいました。
世代を超えて笑いを誘うCM。これはいいですね。
その瞬間、そこには久々に“お茶の間の一家団欒の風景”がありました。
若い女性タレントが出てきてキャピキャピするだけのテレビCMじゃ、こうはならないものなぁ。相武先得。。。
いや、どっちが良いとか悪いとか言うつもりはないけどね。
・旅割「そこ旅行なんですよ」篇
http://www.ana.co.jp/anafan/cm/#tabi

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