6月 29
このCMは、ここ最近私が見たCMのなかで最も高く評価しているものです。
最初はまるでバラエティ番組のコントを見ているようなストーリー展開に「アホくさっ」と思って見ていたのですが、そのうち段々と映像に引き込まれていき、オチを見て「おぉ、そういうことか!?」とビックリ。
ネタバレになるので、あえてどんな商材のCMなのかは書きませんが、日本でも頻繁にCMが流れている商材です。
この商材の魅力を伝えるのにこんなにも素晴らしい方法があったのか、とCMを見終わって感動すら覚えました。
いやいや、マジで。大袈裟に言っているわけじゃなくてね。
【参考記事】
・Carre De Chocolat Chocolate Box: Non-Blinking Woman[scaryideas]
http://www.scaryideas.com/video/7937/
6月 29
このブログを始めてからやっとのことで広告マンとしての自覚も芽生え始めてきたので、今年の「カンヌ国際広告祭」はじっくり追いかけてみようと思っていたら、転職して落ち着かない日々を過ごしているうちに、あっと言う間に終了。
ろくに受賞作についてブログで触れることもなく、「あれっ、今年も受賞作を全然追いかけられていないぞ?」ということで、今日は雨も降っていて良い機会なので、「広告会議」さんがまとめてくれたこちらのサイトを読んで復習しています。
・カンヌ国際広告祭日本オフィシャルサイト
http://www.canneslionsjapan.com/
・カンヌ広告祭2008
http://cannes-lions.jugem.jp/
・WEB広告批評
http://www.kokokuhihyo.com/cannes2008/index.html
日本勢ではユニクロックがサイバー部門とチタニウム部門のグランプリ・ダブル受賞を果たしたことぐらいは知っていましたが、フィルム部門で銀賞を獲ったセコム・ホームセキュリティのこちらの「THE BIG TEST」というCMもいい感じですね。
もし私がこんなテストを受けたら、絶対に引っかかりますよ。というより、きっとアンナコトやコンナコトや、もっとスゴイことをやらかしてしまう自信があります。威張って言うことじゃないけどね。。。
6月 29
2本続けてブックマーク的なエントリーになってしまいますが、先日「IDEA*IDEA」で紹介されていた「セス・ゴーディンが提唱するマーケティングの5つの要素」ってのが気になっています。
有名なマーケティングの4P(Product、Price、Promotion、Place)のように、マーケティングの構成要素を「データ」「ストーリー」「商品またはサービス」「インタラクション」「コネクション」の5つに分けたフレームワークです。

説明を読んで、実際のケースに落とし込んで考えてみると、「確かにそうかもなぁ」という納得感があります。
ところで、この新しいフレームワークを提唱しているセス・ゴーディンという人物は、米国Yahoo!の元副社長で「バイラルマーケティング」という言葉を世に広めた人物として知られています。
彼の著書は『バイラルマーケティング』や『「紫の牛」を売れ!』など日本でも何冊か出版されていますが、私の一番のオススメはすでに絶版になってしまった『パーミションマーケティング』。
今ならまだAmazonマーケットプレイスや古本屋で程度の良い中古本が格安で売られていますから、興味がある人は絶対に急いで手に入れた方がいいです。
実は私も遅ればせながら去年Amazonマーケットプレイスで新品同様の古本を156円で手に入れて読んだのですが、以下の部分を読んだ時に、払った金額の100倍以上は価値ある本を手に入れられたのだと少しばかり感動しました。
結婚するための二つの方法
土足マーケティング担当者は非常に高価なスーツを買う。真新しい靴。ファッショナブルなアクセサリー。次は最高のデータベースとマーケティング戦略家を引き連れ、人工統計学的に理想のシングル・バー(訳注:独身者専用のバー)を選ぶ。
シングル・バーに入ると、土足マーケティング担当者は手近のひとをつかまえ、おもむろにプロポーズする。ふられたら、土足マーケティング担当者は次のひと、そしてまた次のひと、と、バーの中にいるひとを全員、しらみつぶしにあたっていくのみだ。
もしこの結果、「成果」を得られず、その夜は手ぶらで終わったとする。マーケティング担当者は、スーツと靴のせいにするだろう。洋服屋はクビになる。そのバーがいいと選んだ戦略家もクビだ。そして、土足マーケティング担当者は、次の新しいシングル・バーをあたりはじめる。
どこかできいたような話? そのはずだ。たいていのマーケティング担当者がやっていることは、これと同じだからだ。広告代理店を雇う。しゃれた広告を作る。広告をどこに打つべきか、媒体を「リサーチ」する。ひとびとの「じゃま」をし、100人のうち1人でも店頭に足を運んで商品を買ってくれればもうけものと考えるのだ。もし失敗しても、広告代理店をクビにすればいいだけのことだ!
結婚するためのもう1つの方法は、もっと楽しく、もっと合理的で、もっと成功する確率が高い。ひとはそれを、デートと呼ぶ。
パーミション・マーケティング担当者はデートに出かける。楽しい時を過ごした2人は、次のデートの約束をする。また次も。10回か12回目のデートを重ねてはじめて、ふたりはお互いの好みや望みについて話し合うようになる。20回目のデートには、お互いの家族に会うだろう。そして最後。デートを始めて3、4ヶ月後、パーミション・マーケティング担当者は、はじめてプロポーズをするのだ。
パーミション・マーケティングはデートに似ている。見知らぬひとをともだちに、ともだちを生涯の顧客に変えていく。デートで忘れてはならないルールがそのまま当てはまるし、同時に、そのベネフィットもまた当てはまるのである。
【参考記事】
・セス・ゴーディンが提唱するマーケティングの5つの要素 | IDEA*IDEA
http://www.ideaxidea.com/archives/2008/06/5_1.html
・Five easy pieces[Seth’s Blog]
http://sethgodin.typepad.com/seths_blog/2008/06/five-easy-piece.html
6月 29
日産セレナの「モノより思い出」キャンペーンやプレイステーション「暮らし、イキ!イキ!」キャンペーンなどを手がけたコピーライター・小西利行氏のインタビュー記事がスバラシイです!
さすがに一流のコピーライターが発する言葉は、その一言一言がすでに心に響く名コピーになっていて、いろいろな気づきを与えられます。
・広告を作るだけがクリエイターじゃない、ネット時代に必要なクリエイティビティとは?[MarkeZine]
http://markezine.jp/a/article/aid/3656.aspx
・クリエイターサイドから見る、ネット時代に生き残る広告と生き残らない広告[MarkeZine]
http://markezine.jp/a/article/aid/3975.aspx
なかでも特に、このエントリーのタイトルとしても使わせていただいた「メッセージは『伝える』ではなく、『伝わる』でなければならない。」という言葉は、最近頻繁に耳にする言葉ですが、広告に携わる人間としては胸に焼き付ける必要がある言葉だと思います。
企業側がユーザーに対して伝えたい思いがあるというのは、それ自体は決して悪いことではないと思うのですが、果たしてそれがユーザーの知りたいことなのかどうかは両者の間に立つ広告会社が十分に吟味して考える必要がある。ユーザーが知りたくもないことを、企業側が一方的に伝えようとしても、結局はユーザーにその思いは伝わらない。それどころか、ユーザーにとっては単なる雑音でしかない。
重要なのは、「企業の思いを一方的に伝える」ことではなく、「ユーザーが知りたいことをきちんと説明することで、企業の思いが伝わる」ことであるはず。
だから広告会社は企業の思いを大きな声にして伝える拡声器ではなく、企業の思いがユーザーにきちんと伝わるように変換する通訳の役目を果たせなければならないのだと感じます。
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