ターゲティング広告って必ずしもメリットだけじゃなかろうに

Advertising Comments (0) | Trackbacks (0)

インターネット広告のメリットを語る際に、「ターゲットユーザーの絞り込みが簡単なので、製品やサービスの購買対象となるユーザーだけに広告を見せられる。だから、広告の無駄打ちが少なくなり、高い広告効果が期待できる」っていう話がよく出てきます。簡単に言ってしまえば、いわゆるターゲティングの優位性ってやつですね。

でも、「エキサイト ウェブアド タイムス」の以下の記事を読んで、常々感じていターゲティング広告の問題点について書いてみたくなりました。

・優れた遊び道具で広告効果を拡大する――「ヒゲチェン」 | エキサイト ウェブアド タイムス
http://www.excite.co.jp/webad/special/rid_1731/

引っかかったのは、この記事の次の部分。

確かに、まだ「ヒゲ人口2倍」には程遠い。でも、入り口はどこでもいいんです。「ヒゲチェン」のサイトで、少しでもヒゲに対する感情が芽生えたら、偶然に聞いた女性の「ヒゲ生やしたら似合うんじゃない?」という言葉で生やし始めるかもしれない。そういうきっかけを作るのが大事なんですよ。

実は個人的に感じているターゲティング広告の問題点が、この発言に含まれている気がします。

というのも、人が製品やサービスを購入する時って、必ずしもその製品やサービスの購買対象者の助言だけ(つまりは購入者のクチコミなど)を参考にするわけではないことが考えられます。

例えば、個人的な話になりますが、私は自動車の運転免許を持っていないので、自動車メーカーにとっては非ターゲットユーザーになります。確かに私が直近で自動車を購入することはないので、それは間違った解釈ではありません。ですが、不思議なことに私は何度も友人が自動車を購入する際にアドバイスをした経験があります。「○○買うの? オヤジ臭くない?」、「いいなぁ。○○買うんだ。カッコ良いよね」ていう具合に。

ここで何が言いたいかと言うと、実はターゲットユーザーが製品やサービスを購入する際に、非ターゲットユーザーも少なからずその購買行動に影響を与えている可能性があるのではないかということです。

つまりは、企業がターゲットとしては考えていない人だって、みんなそれぞれに特定の製品やサービスに対する個人的なイメージを抱いていて、それぞれ好き勝手にそのイメージを友人に語ったりする。それなのに、「購買対象となるユーザーだけに広告を見せる」ことを100%メリットだけだって捉えていていいのだろうかと思うことがあります。

ターゲティングによって広告の効率化が図れるって話は確かに間違いではないと思うんですが、一方では、じゃあ効率一辺倒でターゲティングをギッチギチにやりましょうね、購買対象外の人なんてどうせ買ってくれない人だから、なんて視点だけでいいのかなとも思うわけです(もちろん、製品やサービスのカテゴリにもよると思うけど)。

それから、このブログではアマゾン・アソシエイトのコンテンツ連動型広告を貼り付けていますが、この広告ってかなり精度が低くて記事とは関係ない見当違いな広告も結構配信されたりしています。

ところが、なぜかそんな広告がクリックされて商品を購入している方がいたりします。

オフラインでショッピングする時もそうですが、何か買う目的の商品があって買い物に出かけてみたものの、実際にはその商品を買わないで、まったく違うものを買って帰ってきたっていう経験は誰でもありませんか?

しかも、それで本人は失敗したなんて微塵も思っていないことも多い。こんな具合に偶然の出会いがユーザーの幸せに発展することもある。

そんなことを思うと、必然的な出会いばかりを生み出すターゲティング広告ばかりが氾濫すると、世の中サプライズがなくなって面白くなくなるんだよなぁ、なんて考えてしまう。

これまでリーチばかりが語られてマス広告ばかりが注目を集めていた風潮も決して健全だとは言えないけど、今のようにターゲティングのメリットばかりが語られてターゲティング広告を完全美化する風潮もどうなんだろって、思ってしまいます。

要するに、重要なのはそれぞれの広告手法のメリット、デメリットをきちんと洗い出して、過大評価も過小評価もせず、扱う商材にあったバランスをきちんと考えて使っていくってことなんじゃないのかなぁ。


「略語復元ジェネレータ」によれば、広告とは「高圧的 克服不可能」の略だそうです

Book, Amazon, Web Service, Funny Site Comments (0) | Trackbacks (0)

『KY式日本語』や『KY語辞典』という本が出版されるぐらい、世は空前の略語ブーム(?)ですが、そんなブームにすっかり取り残されているという方に朗報です。

略語を入力するだけで、その略語の元の文章を予想してくれる(あくまでも「予想」というのがミソです)「略語復元ジェネレータ」というWebサービスが公開されています。

試しに「こうこく」で調べてみたら、予想される元の文章は「高圧的 克服不可能」だそうです。。。

「広告=消費者に対して高圧的で、クライアントの課題克服を不可能にするもの」。ある意味、これは正しいかも。。。

■ 略語復元ジェネレータ
http://seoi.net/ryaku/
略語復元ジェネレータ

【参考記事】
・「アキバ」は「明らかにバ●ー犬」[ASCII.jp]
http://ascii.jp/elem/000/000/134/134723/index-2.html

KY式日本語―ローマ字略語がなぜ流行るのか KY式日本語―ローマ字略語がなぜ流行るのか
「もっと明鏡」委員会(編集)

大修館書店 2008-02-07
売り上げランキング : 10176
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

KY語辞典 KY語辞典
BLOCKBUSTER+現代略語研究会

白夜書房 2008-04-15
売り上げランキング : 69433
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools


白馬に乗った王子様・西城秀樹が渋谷のセンター街に登場! が、しかし・・・

Event, Funny News, Advertising, Promotion Comments (0) | Trackbacks (0)

先日のエントリーで取り上げた「match.com」のビルボード広告ですが、都内全域で展開されているこの広告は、設置される場所によってコピーが全部違うということで、ネット上でもかなり話題になっています。

その広告コピーは五反田駅周辺で働く独身男性には失礼でしょ(笑)

その「match.com」が本日、どうやら渋谷・センター街で『「白馬の王子様探し」応援イベント ヒデキ、突撃! 渋谷の中心で愛を叫ぶ』と題した野外イベントを敢行した模様。

このイベントは、渋谷・センター街のビル屋上、地上20メートルに設置された同社のビルボード広告の前に西城秀樹が登場し、「白馬の王子は渋谷になんかいない」という言葉を叫んだ後、後ろにある広告を指差して「ここにいる」と同社サイトをPRするものだったそうです。

ところが、下記の記事にあるように、結果的には非常に残念なことに・・・。

・<西城秀樹>ヒデキ、オドロキ! センター街のイベント、渋谷署注意で中止に(毎日新聞
) - Yahoo!ニュース[ウェブ魚拓]
http://s03.megalodon.jp/2008-0522-1752-41/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000026-maiall-ent

 歌手の西城秀樹さん(53)が22日、東京・渋谷センター街で開かれた恋愛・結婚マッチングサイト「match.com(マッチ・ドットコム)」のイベントに登場。ビル屋上から通行人に向けて同サイトを計3回PRする予定だったが、1回目終了後に集まった報道陣らが通行の妨げになったとして、警視庁渋谷署が主催者側を口頭注意した。

さっき夕方のニュース番組でも取り上げられていたので、ある意味では目立って良かったのかなぁ? でも、ネタ的には西城秀樹の話が中心で、会社の話はほとんどスルーされていましたけどね。。。


ベタですが、「押出萌え」とでも名付けましょうか? トップ力士モデルを撮影できる「スバル・フォレスター」特設サイト

Funny Site, Promotion Comments (0) | Trackbacks (0)

以前、「このCMを見て『Oh! What a sexy sumou wrestler it is!』なんて言われてもなぁ」というエントリーで、「スバル・フォレスター」の力士が登場するCMをご紹介しました。

その時には正直な話、広告としては内容的にかなりビミョーなCMを作ったなぁと感じていたんですが、CMと連動したスペシャルコンテンツがWebで公開されているということを知って、使ってみたらこれがかなり面白い内容になっています。

CM単体では「?」でしたが、もしWebのコンテンツ案が最初にあって、その呼び水として同じ文脈のCMが作られていたのだとしたら、なるほど納得のプロモーションです。

■ 2009 Subaru Forester Sexy Photo Shoot
http://www.sexysubaru.com/index2.php
Subaru_Forester_HP
▲ カメラマンになった気分で「スバル・フォレスター」と力士の擬似撮影会が楽しめるコンテンツです

Subaru_Forester_OP_Movie
▲ まずはちょっと長めのオープニングムービーが流れます

Subaru_Forester_Angle_Select
▲ ムービー終了後に、「スバル・フォレスター」をどこから撮影するか選択してください

Subaru_Forester_Shoot
▲ ローディング終了後に撮影会が開始。マウス操作でズームやアングルを決め、左クリックでストロボ撮影

Subaru_Forester_Viewer
▲ 撮影会が終わったら、ビューワーを使って撮影した作品を確認します

Subaru_Forester_Photo_Select
▲ 気に入った写真は、壁紙としてダウンロードしたり、編集したり(このエントリーの執筆時点では準備中)、友達に送信したり、コンテストに応募したりできます

Subaru_Forester_壁紙
▲ 壁紙にするとこんな感じ。デスクトップのサイズにあわせてカレンダー付きの画像としてダウンロード可能

【参考記事】
・Sexy Subaru[インターネット広告のひみつ - ブログ]
http://www.netadreport.com/blog/2008/05/sexy-subaru.html


アルゼンチンが「Google Earth」で見られる大統領の巨大似顔絵広告を展開!?

Funny News, Advertising, YouTube Comments (0) | Trackbacks (0)

最初にこのロイターの記事見出しと写真だけを見た時には、「すごいなアルゼンチン。国家ぐるみでケンタッキー・フライドチキンと同じように宇宙から見える広告にチャレンジしたのか!」と思ってしまいました。

・アルゼンチンの大豆畑、同国大統領の似顔絵登場
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-31886320080521

アルゼンチン大統領

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの北495キロにあるパラナ市郊外で、大豆畑に同国のクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領の似顔絵が登場した。
 アルゼンチンでは輸出税をめぐるストライキなど、農家と政府の間で対立が深まっている。

どうやら事の真相は、反大統領派による抗議運動の一環なんですね。。。マギラワシイヤッチャ。。。

ちなみに、ケンタッキー・フライドチキンの宇宙から見える巨大広告の話題は、こちらの「GIGAZINE」さんの記事でご確認ください。

・宇宙から見える巨大なケンタッキー・フライド・チキンのロゴ - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061115_kfc_logo/

今でもちゃんと「Google Earth」で見られます。

カーネル・サンダース

こちらが制作風景。

<p><a href="http://souseki.search4search.net/2008/05/22/google-earth-ads/"><img src="http://i2.ytimg.com/vi/aFHytCkq2cc/default.jpg" alt="" /></a><br /><em>There is embedded content here that you cannot see. Please <a href="http://souseki.search4search.net/2008/05/22/google-earth-ads/">open the post in a web browser</a> to see this.</em></p>


WP Theme & Icons by N.Design Studio
Entries RSS Comments RSS ログイン