アサヒ「十六茶」とサントリー「三十丸」に感じる数字がもつ恐るべき魔力?

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このブログに何度かコメントをいただいている「三茶農園」さんの記事を読んで思い出しました。

・広告への距離感-三茶農園
http://kimurasatoru.blog.drecom.jp/archive/272

記事の本題とはズレますけど、この記事で紹介されているサントリーの「三十丸」っていう健康茶、発売開始時にはテレビCMや電車内広告を良く見かけましたが、最近ではあまり広告もやってないようだし、コンビニでも見かけなくなっていますね。

だから、あまり売れ行きも良くないと思うのですが、実は初めてこの商品を知ったとき、私は「売れないだろうなぁ」って予感がしました。実際に商品を飲む前の話です。

なぜそう感じたかというと、そもそも「三十丸」というネーミングが良くない。

というのも、この「三十丸」という商品は、商品名がどうしても競合のアサヒ飲料のヒット商品「十六茶」を連想させるのですが、「十六茶」が「十六」というキリの悪い数字なのに対して、「三十丸」の「三十」はあまりにキリの良い数字過ぎるんじゃないかという気がしたんです。

なんとなくですが、「十六茶」の「十六」という数字から受ける印象は、素材を厳選していったら結果的にキリの悪い「十六」という数字になったという印象を与える。

それに対して「三十丸」は、なんだか最初に「三十」という数字があって、後から帳尻合わせのために30品目の素材を選んだ印象がある。それこそ、商品企画会議で『「十六茶」に対抗するなら、素材の数を30品目ぐらいにしたらどうだろう』なんて発言をしている人の姿が目に浮かぶような感じ。

つまり、この2つの商品は単なるお茶の素材数をネーミングに採用しただけなんですが、「十六茶」っていう商品はキリの悪い数字から逆に商品へのこだわりが感じられるのですが、「三十丸」って商品はキリの良い数字のせいで企業の目線が自社商品よりも競合商品に向かっている印象を与えているような気がします。

「じゃあ、二十九丸だったら、もう少し話題になったのか?」って聞かれると、それはあまり自信ないですけどね。。。

ただキリの良い数字や耳障りの良い言葉よりも、ちょっと引っかかりのある数字や言葉の方が、「なんで?」っていう消費者の関心を引き出すことができるんじゃないかという気はします。

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