メインストリームがメインストリームたる理由を知るために、あえてベストセラー(ブーム)に乗っかってみる

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今日から日本テレビ系列の深夜枠で海外ドラマ「HEROES」が放送されるようですが、この機会に白状すると最近すっかりブログの更新ペースが落ちていた原因のひとつが実は海外ドラマなんです。

本当にいまさら感バリバリですが、最近になって「24 -TWENTY FOUR-」「LOST」といった海外ドラマにドップリはまっています。しかも、レンタルして観るんじゃなくて、Amazonでセル版をわざわざ買って観ちゃうぐらいの勢い(「24 -TWENTY FOUR- トリロジーBOX」がオススメ。シーズン1~3までのDVD全36枚セットで税込17,640円。1枚当たりに換算して490円なので、正直言ってレンタルビデオ店に何度も通う手間や延滞料金などを考えたら買っちゃった方がいいです)。

本当は海外ドラマって前からずっと観てみたかったんですが、仕事で忙しくしていた時には寝る時間を削って観てしまったり、本を読む時間を割いて観てしまったりして、仕事に支障をきたすのではないかという心配があって、なかなか観られずにいました。

「24 -TWENTY FOUR-」もフジテレビの深夜枠で一気に放送していたけど、観たら絶対に連日徹夜して観ちゃうと思ったので、あえてチャンネルを合わせないように意識して。そんな訳で、恥ずかしながらブームの2~3周遅れぐらいだというのは理解しつつも、今さらながらはまっている感じです。

ところで、こういう流行モノにはまっているという話をすると、ミーハーだとかいって批判する人がよくいますよね。「そんな風にみんながはまっているモノに俺は関心がない。俺はもっと時代の最先端を行っているから、もっとエッジの効いたモノにしか興味はないよ」ってな姿勢で。

例えば、「なんでB’zなんか聴いてるの? あんなのエアロ・スミスのパクリじゃん。俺なんてもともと洋楽しか聴かないしぃ」とか、「なんでハリウッド作品? 俺なんて単館系の映画しか観ないしぃ」とか言う人。

でも、そういう姿勢って少し違うんじゃないかなぁ、って常々感じています。特に、それがマスコミや広告の仕事に携わっている人の場合。

だって、多くの人が買うベストセラー商品や人気の商品というのは、良く観察してみれば、多くの場合そうなるべくしてなった理由があります。そして、多くの人の心を捉えるその理由は絶対にそのモノに触れて考えてみる必要があると思う。

だから、私の場合は本や映画、音楽なんかは、とりあえず興味がわかなくても、ベストセラーと呼ばれるものには必ず触れてみるように努力しています。書店や音楽ショップでも真っ先にベストセラーのコーナーをチェックするし、テレビや雑誌でもランキング情報とかは見るように意識しています。

もちろん、結果として自分の趣味には合わない場合も多いけど、そこで多くの人の心には触れるけど、そうした心は自分には持ち合わせていない部分なんだなぁ、という他人と自分との差異性に気付けるというメリットもある。

それに、自分には興味がわかなくても、多くの人たちが買う理由がわかるってことは、まだまだ自分が時代に取り残されていないという確認にもなっている。それこそ、「いやぁ、最近売れている○○って何で売れているのか理由がさっぱりわからないよねぇ」とかオヤジのようなことを言い始めたら、それこそビジネスパーソンとしての人生は半分終わりだと思う。

実際、個人的には最近人気の「Perfume」って全然興味がわかないんだけど、とりあえず音楽聴いたりPVを観たりして、何が多くの人の心を捉えるのかを知ろうとする努力はしているつもり。そして、その努力の結果として、メインストリーム(本流)がメインストリームたる理由がいろいろ見えてくるので、それを今度は自分の仕事にも応用できるし。

もっと言うと、これってもしかしたらメディアの接触にも言えることかもしれないとも考えています。例えば、現状ではまだメディアのメインストリームってマスメディアだと思うんだけど、「なんでテレビや新聞なんか観てるの? 俺なんてもうネットしか使ってないしぃ」とか言ったら、個人的には終わりだと思っている。

それは、「なんでYahoo!なんか使ってるの? 俺なんてもうGoogleしか使ってないしぃ」とか「なんでポータルサイトなんか使ってるの? 俺なんてもう“はてブ”でしか情報収集してないしぃ」とかも一緒。

確かにエッジの効いたモノに目を向けられる他人と違う感性って重要だと思うけど、一方ではみんなが評価するモノにも意識的に目を向けなければ単なる変わり者で終わってしまう。

メインストリームを理解した上であえてそこから外れて生きるのか、メインストリームを知らずにメインストリームから外れて生きるかでは、その結果に雲泥の差があるんじゃないかなぁと思う。

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オリンパスの双眼鏡を使えば、対象物がこんなに近くに見えます

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わかりやすいですねぇ。

明らかな誇大表現じゃないかという気もしますが、まさか真に受ける人はいないでしょうし。

まぁ、何よりも商品特性を伝えるのに、無駄のないシンプルなわかりやすさとインパクトを両立させたという点が素晴らしいですね。

Olympus_COCKATOO
▲ ボタンインコ

Olympus_ECHIDNA
▲ ハリモグラ

Olympus_KOALA
▲ コアラ

【参考記事】
・Olympus Binoculars: Cockatoo | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/olympus_binoculars_cockatoo
・Olympus Binoculars: Echidna | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/olympus_binoculars_echidna
・Olympus Binoculars: Koala | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/olympus_binoculars_koala


一般論としてのネット広告のブランディング効果なんて営業用データにしかならないだろうなぁ

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4月21日に、ビデオリサーチインタラクティブとNTTレゾナント、マイクロソフト、ヤフーの4社がインターネット広告にはダイレクトレスポンス効果だけではなく、ブランディング効果があるという調査データを発表しましたが、インターネット広告ってわざわざこんなデータをメディア自身がいまさら調査・発表しないといけないフェーズにあるってことが非常に残念。

普通に考えれば、こんなデータがなくたってインターネット広告にはブランディング効果があるってことは実感として理解できるはずなんだけど、実際にはこういうデータがないとインターネット広告のブランディング効果はまだまだ広告主のコンセンサスが得られないっていうのが現実なんだろうなぁ。意外とみんなデータ偏重の頭でっかちだし。

これって、これまでネット系の広告代理店なんかが「インターネット広告はマス広告に比べて費用対効果が高いです」って言って、ダイレクトレスポンス効果ばかりを強調してインターネット広告を売っていた営業スタイルにも問題があるんだろうけど。

それにしても、誰もが気付くようにこのデータには問題があって、明らかに求める結果ありきで調査設計しているから、ちょっと賢い人は逆にインターネット広告に対して胡散臭さを感じてしまう可能性がある。

しかも、「インターネット広告にブランディング効果がある」と言い切ってしまうのも危険で、一般論としてはブランディング効果はあるものの、個別の商材や企業ごとに見ていくとブランディング効果はほとんど無い場合だってあるだろうし、そもそも広告にブランディング効果を期待していない業界だってあるはず。

まぁ、身も蓋もない話をすれば、このデータは広告代理店の初回訪問時の一般的な営業用資料としては使えるけど、個別のクライアントに対する提案用資料としてはほとんど利用できないデータなので、注意が必要だと思う。

確かにデータは重要だし無視するつもりはないんだけど、データを取っただけで満足していたら意味がなくて、そのデータを読み解いて、いかにアイデアにつなげるかが鍵になる。逆を言えば、データがなくても提案する側とされる側に共通理解があれば、何もデータなんて必要ない。データを取ることに時間と労力を費やすぐらいなら、もっとアイデアを生み出すことに時間と労力を費やした方がいい。

実際、これまでの経験でも、データがなくても提案のフレーム部分で現状の共通理解が得られた広告主さんとは話し合いがスムースに進んで、本当に重要な提案の核の部分をじっくり意見交換して煮詰めることができたため良い提案ができた記憶がある。

だから、本当は一刻も早く「インターネット広告にはブランディング効果があるのは周知の事実ですが、御社の商材の場合はそれを利用して、プロモーションにこのようにインターネット広告を組み込んでいけば、これだけの効果が見込めます」っていう風に、もう1歩踏み込んだところに話をもっていかないといけないんだろうなぁ、って思います。

【参考記事】
・インターネット広告出稿によるブランディング効果3つの法則(PDF)
http://help.goo.ne.jp/pdf/20080421.pdf
・ビデオリサーチインタラクティブ | プレスリリース
http://www.videoi.co.jp/release/20080421.html
・VRI、goo、マイクロソフト、Yahoo! JAPAN、共同調査でインターネット広告のブランディング効果を検証 - プレスリリース - gooヘルプ
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1130/
・Yahoo! JAPAN - プレスリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2008/0421a.html
・ネット広告によるブランディング効果3つの法則とは? マイクロソフト、ヤフーらが検証[CNET Japan]
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20371819,00.htm
・ネット広告のブランディング効果は? MS・ヤフーなど共同調査 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/21/news114.html
・ネット広告の“ブランディング効果”、広告到達者の29.1%が広告を認知[INTERNET Watch]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/04/21/19307.html
・VRIがネット広告によるブランディング効果3つの法則と、効果の5つのヒント | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2008/04/21/3029
・【レポート】ネット広告にブランディング効果を認める - ヤフー・MSら合同調査 | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/04/22/netad/index.html
・ネット広告に確かなブランディング効果、1000万imp出稿時の広告認知者数は130万人【インターネット広告効果検証調査】[MarkeZine]
http://markezine.jp/a/article/aid/3410.aspx
・VRI、goo、MS、Yahoo!、共同で IT 広告のブランディング効果を検証[japan.internet.com]
http://japan.internet.com/wmnews/20080421/5.html
・ネットで広告を出す際にブランディング効果を高める5つの方法 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080421_branding5/


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