単純な広告だけど、なぜかこの広告には心惹かれました。
「プリングルズ(Pringles)」と言えば、知らない人はいないでしょうし、ほとんどの人が1度は食べたことがあるはず。
でも、私はこんな風に「あっかんべー」するなんて、1度も考えてみたことがありませんでした。このクリエイティブを考えた人は、よほどこの商品をさまざまな角度から真剣に見つめたのではないかなぁ(それとも、みんな普通に考えるもの?)。
有名タレントを起用したり、無駄な情報は一切排除。商品の写真とロゴだけで勝負。それでも、思わず2度見してしまうような広告としてのインパクトがある。
もちろん、商品が「あっかんべー」したからどうなの、消費者に何か商品の良さが伝わるの、と思われる方もいることでしょう。
でも、これはこれで有りなんじゃないかなぁ。だって、「プリングルズ」みたいなお菓子は、その商品目当てで買い物に行くモノじゃなくて、コンビニやスーパーでついで買いするモノの代表選手でしょ?
この広告を見た人がコンビニをぷらぷら歩いていたら、ふと商品が目に留まって、その時に商品とこの広告が結び付いたら、それだけで勝負有りだと思う。
「おっ、『プリングルズ』だ。ちょっと前に面白い広告を見たなぁ」、そう思ってもらえればブランドへの好感度も少なからず高まると思うし、そう感じた人のなかの何割かは買い物カゴの中に商品を放り込んでくれると思います。あくまでもデータではなく、仮説ですけどね。
エラソーな言い方になりますが、クリエイティブって一律にダメとか良いとか言えるものじゃなくて、この商品にこのクリエイティブは有りなのか無しなのかを考えていく必要があると思うなぁ。ま、当たり前のことでしょうけどね。
【参考記事】
・Pringles Jalapeño: Tongue | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/pringles_jalape%C3%B1o_tongue

市川伸一(

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