今回は、アメリカン航空(American Airlines)の機内WiFi(通信サービス)を宣伝するために作成された広告をご紹介します。
動画では飛行中も通信サービスが使えることを強調し、ジェット機の飛行音やタイピング音をバックに、「Yahoo!」や「Digg」を使っているパソコン画面が映し出されます。すると、突然の大きな揺れ。
映像では即座に、アドレスバー経由で「Google」のトップページにアクセスし、検索窓に「turbulence(乱気流)」と打ち込む画面がアップに。
そして、すかさず次のようなコピーが流れます。
「Inflight WiFi. Just in case.(機内 WiFi。念のために。)」
いやぁ、これはツッコミどころ満載ですねぇ。
ですが、実はこの動画はアメリカン航空の正式なCMではないようです。
さすがに自由の国・アメリカと言っても、ここまでのブラックユーモアを実行する度胸は企業にも無いようで、「Miami Ad School(マイアミ広告学校)」の生徒が作成したいわゆる勝手広告らしいです。
どうせなら、「墜落前の機内から最期のメールも送れますよ」と言っても面白かったかもしれませんね(企業イメージは台無しですが)。
動画と同じくブラックユーモアの効いたビルボード広告も作成されています。と言っても、こちらは3枚とも背景が一緒なので、どうやらフォトショップのような画像編集ソフトで作成されたもののようです。
いかに勝手広告といえども、最後のキーワードなんて、絶対に街頭に出せない言葉ですしね。。。

▲ mile high club(「飛行中の機内でエッチをすること」という俗語だそうです)
【参考記事】
・Playing American Airlines: Inflight Wifi - Just in case | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/tv/american_airlines_inflight_wifi_just_case
・American Airlines: Inflight Wifi - Just in case, Turbulence | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/american_airlines_inflight_wifi_just_case_turbulence
・American Airlines: Inflight Wifi - Just in case, Water landings | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/american_airlines_inflight_wifi_just_case_water_landings
・American Airlines: Inflight Wifi - Just in case, Mile high club | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/american_airlines_inflight_wifi_just_case_mile_high_club
- リンゴでオペラハウスを表現したアメリカン航空の広告
- 自動車の写真が載っていない中古車情報誌の見開きページ。実はこれ、保険会社の広告です
- 電車の座席テーブルを利用した「ソニーバイオノート」のアイデア広告
- 美顔クリームの米国トップブランド「Olay」による紙媒体を使ったコンテンツ連動型広告
- 「“空”をこれまでにない安い値段でお売りします」という航空会社のビルボード広告



市川伸一(

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