3月 14
フィットネスセンターにある照明用スイッチを押すと、ポッコリお腹がナイスバディに早変わりするという仕掛け。
スイッチだけに、見苦しい体をナイスバディにスイッチしようという意味が込められているのかもしれませんね。

「こんな細かいところにそんな仕込みをして誰が気づくんだよっ!」とツッコミを入れたくなるかもしれませんが、個人的にはこういう細かなところに手を抜かない姿勢に好感を抱きます。
例えば、『バズ・マーケティング』という本に書かれていた話ですが、アップルがマッキントッシュの発送を延期したエピソードが、まさに誰も気づかないような細部にまで気を遣うことの大切さを説いているような気がします。
せっかくなので、そのエピソードをご紹介しましょう。
1983年12月、スティーブ・ジョブスはマッキントッシュの初回生産分の品質チェックのために工場を訪れ、結果として発送の延期を決定しました。
それはパソコンの品質やデザインに問題があったわけではありません。色がくすんでいたのが気に入らなかったのだそうです。しかも、それはパソコン本体の色ではなく商品を梱包する段ボール箱の色。
普通の人は「何でたかだか段ボールの色ぐらいで発送を延期したの?」と思うかもしれませんが、これには彼なりの理由があって、販売店では出荷されたパソコンは段ボール箱のまま床に積み上げられるので(日本の家電量販店などをイメージすればわかりますよね)、その箱がくすんだ色だと新製品のイメージダウンにつながると判断したわけです。
もちろん、そのまま出荷していてもマッキントッシュは売れていた可能性はありますが、私はこうした細部にまで目を向ける姿勢は決して無意味だったとは思えませんし、これこそがマーケティングだと思います。
「神は細部に宿る」という言葉があるように、こうした細部へ気を遣うことの積み上げが、結果的に消費者の共感を得て、商品が消費者に受け入れられることにつながっていくのではないかと考えます。
※ このエピソードは、『バズ・マーケティング』のP.163~165に記載されています。
【参考記事】
・Evolution Fitness Center: Switch | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/evolution_fitness_center_switch
3月 14
アドルフ・ヒトラーやチャーリー・チャップリン、チェ・ゲバラといった歴史的人物の似顔絵ポスター。
でも、実はこれはインドの蛍光ペンの広告です。

▲ アドルフ・ヒトラー

▲ チャーリー・チャップリン

▲ チェ・ゲバラ
絵心のない私にとっては、蛍光ペン1本でこれだけの絵が描けるだけでも驚きですが、良く見るとこの絵はアンダーラインだけで描かれています。
蛍光ペンと言えば、本や書類などにアンダーラインを引くというのが主な使い道ですが、その用途をイメージさせつつ、ちゃんと魅力的で目を引く広告に仕上げている。クリエイターの質の高さが感じられます。
【参考記事】
・Luxor Highlighters: Hitler | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/luxor_highlighters_hitler
・Luxor Highlighters: Chaplin | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/luxor_highlighters_chaplin
・Luxor Highlighters: Che | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/luxor_highlighters_che
3月 14
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明らかに子供用紙オムツのCMをマネた作りのCM。
「大人向けのパン○ースのCM?」と思ったら、どうやら違います。さて、何のCM?
正解は、カナダのホラー映画専門チャンネル「Scream TV」のCM。
紙オムツをしないといけないくらい(オシッコを漏らすほど)恐い映画が放送されてるよ、ということでしょう。
「Get scared more often.(もっと頻繁に怯えましょう)」という字幕が流れますが、映像も音楽もホラー映画とは似ても似つかわないポップな仕上がりになっています。
こういう悪意のないおバカっぷり、嫌いじゃないです。
【参考記事】
・TV-spot “Scream TV: Comfeze”[Advertolog.com]
http://www.advertolog.com/paedia/reels/2008/3/10/510831/
3月 14
タイの洗濯用洗剤の広告ですが、「ホントに?」と問いかけたくなる怪しさがあります。
服にインクで文字や地図などを書いた写真が使われていて、右下には小さく「Confidence to remove stains in 1 wash.(1回の洗濯で汚れを落としまっせ)」というコピー。
つまり、こんな風に服に書いても、この洗剤で汚れが落とせるから安心して書いちゃっても大丈夫だよ、ということ。
でも、本当にこの広告を真に受けてやったら後悔しそうな気がします。

▲ コックさんの胸に「Today Special Pad prik moo 30B(本日のスペシャルメニューはパットプリックムー(豚肉の辛味炒め)30バーツ)」の文字

▲ ライダーの袖に目的地の地図

▲ 売り物のシャツに200バーツから150バーツに値下げした価格の表示
【参考記事】
・Breeze Excel: Special | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/breeze_excel_special
・Breeze Excel: Map | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/breeze_excel_map
・Breeze Excel: Sale | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/breeze_excel_sale
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