どういった経緯で、オマーンの経済誌「Oman Economic Review」がこうした飲酒運転撲滅を訴える広告を展開しているのかわかりませんが、ちょっと配慮が欠けているかなとも思える広告です。
パッと見は面白いアイデアだと感じましたが、よくよく考えてみると、なぜ数あるお酒のなかからこの3つのブランドが選ばれたのかがわかりません。
ジョニー・ウォーカーやマルティーニ、ジャックダニエルがことさらに飲酒運転を推奨しているわけでもないはずでしょうし。
経緯がわからないので、もしかしたらこの3ブランドが広告に協力しているという背景があるのかもしれませんが、もしそうでないならば徒(いたずら)に特定ブランドのイメージを傷つける恐れがあります。
「いや、全部見えてないから」というのは、理由になりませんしね。伝えたいことはわかるだけに、ちょっと残念な気がしました。
ちなみに、ちょっと調べてみたところ、オマーンはイスラム教国のため原則的に飲酒は禁止だそうで、ホテルやバーでは外国人向けに酒を出すところもあるそうです。ということは、この広告も外国人向け?
謎は深まるばかりです。
ところで、あまり話題になっていませんが、配慮が足りないといえばこちらのポスターの一件もデリカシーが欠如していて、見ていて不快な気持ちになります。
・ポスター:「米の作りすぎは、もったいない!」に農家反発[毎日jp]
http://mainichi.jp/select/today/news/20080226k0000m040074000c.html
東北農政局が作った「米の作りすぎは、もったいない!」「米の過剰作付けは、資源のムダづかい」というポスターに対し、地元の農家が「一生懸命米作りをしている農家の誇りを逆なでしている」と激しく反発。東北6県の農家約6000戸でつくる東北農業農民団体連絡協議会が25日、同局に文書で抗議するとともにポスターの回収を求めた。
・・・(中略)・・・
連絡協議会の佐藤長右衛門会長は「高齢化が進む農村では、米作りを続けることが心の支え。カラー印刷で3万枚作成する金があれば、もっと他の施策に使うべきだ」と話した。
同局は「米価下落で生産調整が緊急の課題。決意の表れとしてインパクトのある言葉を選んだ。誇りを傷つける意図はない」とし、ポスター撤去などの予定はないという。
【参考記事】
・Oman Economic Review: Johnnie | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/oman_economic_review_johnnie
・Oman Economic Review: Martin | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/oman_economic_review_martin
・Oman Economic Review: Jack | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/oman_economic_review_jack






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