前回のエントリーに引き続きタバコの広告をご紹介します。
「Discover more(もっと発見しよう)」というキャッチコピーが目立つキャメルの広告ですが、実は中央にキャメル(らくだ)の隠し絵があります。
うまく発見できましたか?
スタイリッシュでなかなか手の込んだ広告ですよね。
でも、一方で思うのは、隠し絵を発見してくれるほどマジマジと広告を見てくれる人ってどれだけいるんだろう、という疑問。
「広告は注目されている」なんて話を信じているのはおそらく広告業界の人間ぐらいで、もはや広告は『広告の明日』風に言えば、好きでもない相手からのラブレターのようなもの。
ということで、試しにこの広告を私なりにラブレターに喩えて茶化してみます。
ラブレターの送り主は、ダンディを気取ってカッコつけているけど、実は最近仲間から煙たがられている不良の男子。昔はそこそこ人気があったけど、今ではその凶暴ぶりが仇となって、男女ともに評判はガタ落ち気味。
そんな相手から突然届いたラブレターは、見た目に気を遣うアイツらしく、スタイリッシュでオシャレな便箋。無視して読まなくてもいいんだけど、せっかくだからと思って、さっそく何が書いてあるのか読もうとしたら、そこにはアイツの名前と「メッセージはあぶり出しになっています。あぶって読んでみて」のメッセージが。
「ウザッ! 面倒くさいヤツ!」。この時点で10点減点。
面倒だけど、もう後戻りはできない。仕方がないので、あぶり出してみる。
火を当ててぼんやりと浮き出してくるモノに目を凝らすと、「何コレ、アイツの顔をかたどったイラストじゃん!」と驚く私。
「どんだけジコチューなんだよ! ボクはキミが好きだとか、ボクと付き合ってくれたらこんな事してあげますとかなら分かるけど、なんでわざわざあぶり出しまでしてアイツの顔のイラスト見なきゃいけないんだよ。オレってカッコいいだろ、とでも言いたいのかよっ!」
思わず便箋にツッコミを入れる私。
「アイツわかってないわぁ。ほんとわかってない。そういう所が周りから煙たがられる原因だっつーの!」
かくして、この恋は成就することなく、はかなく散っていった。
【参考記事】
・Camel: Discover more | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/camel_discover_more
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明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45) 佐藤 尚之 アスキー 2008-01-10 |
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市川伸一(

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