ウィンドウショッピング中にこんな中途半端なマネキンを見かけたら、ちょっとスケベな目で見てしまいそうですよね。「しょうがないなぁ、ちゃんと最後まではかせろよ・・・」とか言いながらも。
でもコレ、マネキンにジーンズをはかせる途中で、店員さんが持ち場を離れてしまったわけではありません。これで完成形なんです。
どういうことかと言うと、2体のマネキンの間にあるプレートは、実はお店のロゴマークが書かれたものではなく、シリアル食品を販売するケロッグ社のロゴと次のようなコピーが書かれています。
「DROP A JEANS SIZE(ジーンズのサイズを落としてください)」
つまり、「ケロッグ社のシリアル食品を食べて、ジーンズのサイズを落としてみませんか、こんな具合にね」というアイデア広告です。
この広告がウマイのは、ケロッグ社にとってシリアル食品のダイエット効果を広めるという効果がある一方で、広告を展開しているショップにもメリットがある点。
こんなマネキンが立っていれば、街行く人たちの視線を集めることはわかっていても、普通のショップが意味もなくこんなことをしていたら、逆効果になりかねません(「なんだあのお店は、そこまでして注目を集めたいのか? いやらしいお店だな」と反感を抱かれるでしょうね)。
ところが、他社の広告活動に協力しているという大義名分があれば、「なるほど、そういうことか」と納得してもらえ、なかなかシャレのわかるお店だなと好意的に見てもらえる可能性があります。
そうなれば、このキャンペーンが終わった後もきっと、「そうそう。このお店って前に面白い広告があった店だよな」ということで記憶にも残りますし、クチコミによる集客が見込める可能性があるかもしれません。ある意味、「Win-Win」型の広告と呼べそうな気がします。
【参考記事】
・Kellogg’s Cereals: Drop a jeans size | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/ambient/kelloggs_cereals_drop_a_jeans_size
- 12倍ズームの世界を疑似体験できる「Leica V-Lux 1」の広告
- 「No size limits」っていっても、普通の人はそんなもの送りませんからね。。。
- 街中をアミューズメントパーク化! アイデア脳を刺激するアンビエント広告
- これこそまさに本物のカモフラージュ柄。ラングラー社製のカモフラージュジーンズを宣伝するOOH広告
- いやいやいや、別にそれは露出狂ってわけじゃなくて、一応アートなんですけど。。。



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