う~ん、ちょっと惜しい気がするあるなぁ、この広告。
・JR東日本企画、JR山手線25駅の屋外ホームに温度計を設置した「実感型広告」を展開…温かい缶コーヒー飲料への購入喚起へ[Findstarニュース]
http://www.niche-ad.com/2008/02/002564.php
株式会社ジェイアール東日本企画では、JR山手線の25駅のホーム上50ヶ所に、現在の気温がわかるユニークな駅ポスター広告を展開している。
同広告は、アサヒ飲料株式会社の缶コーヒー「WONDA」のポスターで、冬の寒さを温度計で実感してもらうことで、 温かいコーヒー飲料への購入喚起を高めるのが、本広告の狙い。
気温と季節商材の売れ行きの相関関係って話、よく聞きますよね。気になってちょっと調べてみたところ、特定の気温を境に売れ始める商材というのは次のようなものがあるようです。
13度以下 鍋の材料
19度以上 半袖シャツ
20度以上 エアコン
22度以上 ビール
23度以上 浴衣
24度以上 水着
25度以上 アイスクリーム
30度以上 カキ氷
残念ながら、缶コーヒーの場合はホットもコールドもあるので、売れ始める気温のデータというのはなかったんですが、自動販売機のホットとコールドの切り替えは平均気温15度が基準になっていて、そこから1度気温が変わるたびに、ホットとコールドの売れ行きに変化が発生するらしいです。
こうしたデータからこの「実感型広告」という発想が生まれたのかもしれませんが、でもこの広告には残念な点があるように思います。
もし気温を見せて購入喚起を高めるんだとしたら、缶コーヒーの広告に温度計を付けただけっていうのは、ちょっと消費者への説明が不足しているんじゃないかなぁ。。。
どうせなら、温度計の替わりに文字が流れる電光掲示板を取り付けて、「今日の気温は5度です。冷えた体に缶コーヒーはいかがですか?」なんていうメッセージを流すぐらいしないと、消費者に伝わらない(消費者を説得できていない)ような気がします。
それに、さきほど書いたように気温の変化で売れ行きが変わる商材というのは缶コーヒーの他にもたくさんあるので、何も缶コーヒーのポスター広告一発で終わらせるんじゃなくて、広告を全面ディスプレイにして、気温の変動によって表示される広告自体が自動的に差し変わる「気温連動型広告」なんて形にしちゃえば、もっと面白くて話題性もあると思うんだけど。
あと余談ですが、飲料メーカーとしてはこれは駅の広告としてやるだけじゃなく、自動販売機とかでやっても効果的かもしれない。
例えば、自動販売機に「今日の気温は5度です。冷えた体に缶コーヒーはいかがですか?」っていうレコメンドが表示されてもいいと思いません? そうすれば、缶コーヒーだけじゃなくて、気温の変化にあわせて他の商品をPRすることもできるし。
まぁ、いずれにしても、この「実感型広告」のアイデアは有りだと思うんだけど、コーヒーの広告に温度計を取り付けるという所で思考が止まってしまって、その先のヒネリがないのがちょっと残念かなぁ、なんて思います。
【参考記事】
・ドリンクの自販機はいつホットからコールドになるのか | エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091117693861.html



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