さて、このブログをご覧になっている皆さんに報告です。
実は私、1月末日をもってこれまで3年間在籍した会社を退職いたしました。
本来、もう少し早くエントリーを書こうと思っていたのですが、業務の関係で在籍していた会社の書き物系の仕事が昨日まで続いており、なんとなくそれが終わらないと、辞めたという実感がわかなかったので書きませんでした(というか、読んでいる人にとってはどーでもいい話ですし)。
ちなみに、次の仕事は決まっていません。ということはつまり、本日より時代の最先端を行くニート生活に突入したわけです。
「どうりでコイツ、最近のブログの更新頻度が異常に高いと思ったよ」と思われたかもしれませんが、最後の最後まで仕事はバッチリとこなしておりましたのでご安心を。
ところで、そんなわけで本日ニート生活1日目を送ってみたわけですが、今日はそこで気付いたことがあったので書きたいと思います。
それは、今の広告業界は無闇に忙しすぎるんじゃないの、ということです。
別にそれは遊ぶ時間が無さ過ぎるとか、そういう後ろ向きの思いではなくて、実は広告マンが忙しく働くのって、おそらく広告主のためにも広告を見る人たちのためにもなっていないんじゃないか、と感じたわけです。
なぜかと言うと、会社を辞めてから外に出てみると、いかに自分が一般の生活者を見ていなかったかを思い知らされました。
今日はノートパソコンを持って家を出て、電車に乗って本屋さんに行って本を買って、喫茶店で本を読んだりブログの更新をして、最後に映画「アース」を観て帰ってきたんですが、この1日でこれまで見えなかった一般の生活者の暮らしぶりがいろいろと見えてきたんです。
あっ、こんな昼間にサラリーマンって喫茶店で昼寝してるんだとか、こんなに早い時間にこんなにたくさんの人が電車に乗って帰宅するんだとか、平日の昼間でも映画館って意外と混んでいるんだな、とかとか(もちろん、仕事をしていた時も目には入っていたはずなんですが、ちゃんと意識的に見ていなかったんですね)。
おそらくこれまで昼夜も土日もなく働く生活を3年間もしてきたので、それが普通になっていたんですが、当然のことながら実はこれって相当異常です。
異常な生活をしている人間が、果たして一般的な生活を送っている人たちの皮膚感覚って、たぶん本当はわかっていないんじゃないかと思うんです。
テレビの視聴率は低下していると言っても、フジテレビの月9で放送された『ガリレオ』の視聴率は25%ぐらいあったりしたわけですが、じゃあ広告業界でそれをオンタイムで観た人ってどれだけいるのって話なわけです。
つまり、忙しさにかまけて異常な生活をしているなかで、これまで広告の訴求対象になるフツーに暮らす人たちのことをわかったふりをして、実はバーチャルでしかわかってなかったんじゃないかと思ったりしました。
もちろん、これは自分だけの問題かもしれませんが、広告の仕事をする人のなかには、自分と同じように、なんとなく忙しく働くことに溺れてしまって、意外とフツーの生活者から乖離した感覚で日々を過ごしている人って結構いるんじゃないんでしょうか。
ところが、やっぱり広告ってそのほとんどの場合、届け先はフツーに生活を送る人たちなわけで、その生活をリアルに感じ取れていない人間がバーチャルで広告を作っていたら、本当に伝わるものってできるのかな、なんて疑問を今日1日で感じてしまいました。
ですので、しばらくは、書とノートパソコンをもって町へ出て、一般の人々の生活ぶりをこっそり盗み見して、フツーの生活の空気感ってやつを胸いっぱいに思い切り吸い込んでやろうと思っています。
[最後に]
というわけで、時間があり余っておりますので、この貴重な時間を使って、できるだけ多くの方々とお会いしたいと思っています。
もし会ってやってもいいという奇特な方がいらっしゃれば、誘っていただければ、ランチでもディナーでもホイホイ顔を出しますので、ぜひメールください。
メールアドレスは右上の「ABOUT」タブをクリックした先のページにあります。
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書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫) 寺山 修司 角川書店 2004-06 |





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