1月 29

ニベアの美容クリームの広告です。いわゆるシワ取りクリームってやつですね。
縦二本線で「PAUSE(止める)」ボタンを表現し、アンチエイジング(老化を防止する)という機能性を訴求しているようです。
やや遠まわしな表現で、コピーもありません。
どうやら広告を制作したのがUAE(ドバイ首長国連邦)のエージェンシーのようなので、中東向けの広告なのでしょうが、気になるのは果たして中東でも日本と同じように、クリエイティブに影響を与える薬事法があるのかということ。
日本では、美容・健康関連の商材(医薬品、美容食品、健康器具、美容外科など)の場合は、薬事法という法律によって、広告の表現にかなりの規制がかかります。
例えば、「若返る」「美人になる」「髪が生える」などの表現は絶対にアウト。そんな魔法のような効果・効能は医学的な根拠がないから、誇大広告になるというのが主な理由です。
もし中東でもこうした日本の薬事法に当たるものがあるのだとしたら、やや遠まわしな表現で、コピーがないのも仕方ありませんね。逆に写真だけでアンチエイジングという機能性を訴求しているのだとしたら、うまいとも言えます。
でも、「PAUSE(止める)」という表現はいささか消極的な気がします。私が日本でこの広告を作り替えるなら、「PLAY」ボタンにするだろうなぁ。
何しろ日本語で「PLAY」は「再生」ですから、「PAUSE(止める)」よりももっと前向きな表現になると思います。
ところで、この商品、「ニベアヴィサージ・Q10アドバンスド・リンクルリデューサー・ナイトクリーム(Nivea Visage Q10 Advanced Wrinkle Reducer Night Creme)」っていう名前、あまりに長過ぎて舌を噛みそうなネーミングですね。
ネットで調べたら日本未発売らしく、並行輸入のコスメを扱うネットショップでは人気商品のようです。
【参考記事】
・NIVEA: Pause | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/nivea_pause
1月 29
ロッテが2月9日から全国公開される映画『L change the WorLd』とキシリトールガムのコラボレーション企画を実施しています。
1月27日から2月9日までテレビCMがオンエアされる他、今回の企画に併せて2月29日まで開設されている特設サイトでは、クイズに答えることで未公開バージョンを含む「XYLITOL × L」のコラボレーションCMが見られます。
■ お口の恋人 ロッテ|ガム|LOTTE XYLITOL
http://www.lotte.co.jp/products/brand/xylitol/xylitol_x_l/index.html

また、全国のドン・キホーテでも、映画の公開を記念して特別タイアップキャンペーンを実施中。期間は1月21日から2月12日までの23日間。ドン・キホーテのクーポンサイト「クラブドンペンモバイル」会員限定で、店舗で税込500円以上の商品を購入した会員に、映画関連のプレミアムグッズがもれなく当たるそうです。
■ L change the WorLd withドン・キホーテ
http://www.donki.com/c/l/

それにしても、ロッテのキシリトールガムやドン・キホーテがなぜ“L”とコラボ(タイアップ)?
以前も書いたように、コラボレーションを企画するなら、「○○と掛けて○○と解く、そのココロは…」というオチがしっかりしていないと、あまり相乗効果は期待できないと思うのだけど。。。
ロッテのキシリトールガムは「LOTTE」の“L”と映画の“L”つながりってこと? それとも、映画の“L”が無類の甘党だから、お菓子メーカーのロッテとコラボってこと?
いずれにしても、オチが曖昧。
ドン・キホーテに関しては、もはやオチが見えない。
どうなんでしょうね、こういう安易なコラボレーションというのは? こんなことしていると、商品ブランドや企業ブランド自体が安っぽく感じられてくるのは私だけでしょうか?
最後に余談ですが、現在検索サイトで「L」で検索すると、映画の公式サイトがGoogleで1位、Yahoo!でも2位に表示されます。
おぉっ! 結構SEO頑張りましたね。それともたまたまかな?
■ 『L change the WorLd』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/L-movie/

1月 29
もう、見たまんま。
「そこまでやるか!?」という街頭広告です。
誰でも思いつくけど、誰もやろうとしないことをやっちゃうところがスゴイッ!
しかも、このインパクトは見た人にペンキと言えば「COOP’S PAINTS」というマインドシェアを確実に醸成しているような気がします。



ところで、ペンキを使った広告といえば、業界関係者なら誰しもソニーの「BRAVIA(ブラビア)」のCMを思い出さずにはいられませんね。
ついでにYouTubeの動画を貼り付けておきます。
どちらの広告も日本でやるのは難しそうですね。
【参考記事】
・Coop’s Paints.[cafea moka.]
http://ruxandra-cavescu.blogspot.com/2008/01/coops-paints.html
・Coops Paints[G-or-G]
http://www.g-or-g.com/blog/?p=268
1月 28
今日のGoogleさんはレゴブロック誕生50周年を記念してレゴのロゴ(Google通を気取るなら、Google Doodleと呼ぶとGood)ですね。

スクリーンショットを撮ったので、折角ならと思って紹介しました。
ただそれだけですが何か?
ちなみに、GoogleとLEGOの両社の間には、長く深い蜜月の歴史があったりします。
・LEGO と Google[Google Japan Blog]
http://googlejapan.blogspot.com/2007/09/lego-google.html
Googleと言えばカラフルなバランスボールを連想される方も多いと思いますが、実はLEGOとGoogleの歴史の方がずっと長いそうです。
古くは初代Googleサーバーのケースにも使われていたとか。最近ではGoogle Miniのデザインにも採り入れられています。
そもそもGoogleロゴの4色はレゴに由来するそうです。
下の動画はニューヨークのGoogleオフィスにあるレゴロゴの映像ですが、なぜか3秒の時点で止まる不思議な現象がおきているようなので(私だけ?)、止まったらスライドバーのボタンを摘んで4秒目まで移動させれば再生されます。
【参考記事】
・Google Mini - 小さくなって日本先行発売[Google Japan Blog]
http://googlejapan.blogspot.com/2006/04/google-mini.html
・“レゴ”デザインの「Google mini」新モデル、機能向上し日本先行販売[Japan.internet.com]
http://japan.internet.com/busnews/20060412/4.html
・レゴでGoogleロゴを作る方法 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061005_lego_logo/
1月 28
ボーダフォンがインドで展開している広告は、かなり難解です。
携帯電話用のプリペイドカード(Lifetime Prepaid Card)を普及させるためのキャンペーンの一環のようですが、このプリペイドカードの利点は、前払いで料金を支払えば、通話時間が無制限になるということ。
そこで、広告会社(Ogilvy & Mather)が考えたのが、下の3つの広告というわけです。



ところで、この広告が意図していること、皆さんは一瞬で理解できましたか?
私は少々悩んだのですが、どうやら上から順に「卵が先が鶏が先か?」、「まだコップに半分牛乳が入っていると考えるか、もう半分しかないと考えるか?」、「シマウマの地肌は黒か白か?」ということをどれだけ議論しても、Lifetime Prepaid Cardなら、通話時間無制限なので安心です、ということを訴求したいようです。
答えがわかった時には、パズルが解けたようで気持ちよかったのですが、この広告は少なくとも日本では無理だろうな、と思いました。
なぜなら、時間を使って広告の意味を考えるなんて、忙しい現代人には受け入れがたいことでしょうし、広告を見る側に理解する努力を求めるなんて、あまりにも相手に求め過ぎです。
広告はもっとシンプルに一瞬で伝わるように考えないと、広告としては機能しないのじゃないかなぁ、なんて、この広告を見て思いました。
でも、このアイデア自体は好きですよ。
【参考記事】
・Print “Vodafone: Debates, Chicken & Egg”[Advertolog.com]
http://www.advertolog.com/paedia/prints/2008/1/23/197534/
・Print “Vodafone: Debates, Half-empty glass”[Advertolog.com]
http://www.advertolog.com/paedia/prints/2008/1/23/197535/
・Print “Vodafone: Debates, Zebra”[Advertolog.com]
http://www.advertolog.com/paedia/prints/2008/1/23/197536/
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