ニベアの広告に思う「中東にも薬事法はあるのだろうか?」

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ニベアの美容クリームの広告です。いわゆるシワ取りクリームってやつですね。

縦二本線で「PAUSE(止める)」ボタンを表現し、アンチエイジング(老化を防止する)という機能性を訴求しているようです。

やや遠まわしな表現で、コピーもありません。

どうやら広告を制作したのがUAE(ドバイ首長国連邦)のエージェンシーのようなので、中東向けの広告なのでしょうが、気になるのは果たして中東でも日本と同じように、クリエイティブに影響を与える薬事法があるのかということ。

日本では、美容・健康関連の商材(医薬品、美容食品、健康器具、美容外科など)の場合は、薬事法という法律によって、広告の表現にかなりの規制がかかります。

例えば、「若返る」「美人になる」「髪が生える」などの表現は絶対にアウト。そんな魔法のような効果・効能は医学的な根拠がないから、誇大広告になるというのが主な理由です。

もし中東でもこうした日本の薬事法に当たるものがあるのだとしたら、やや遠まわしな表現で、コピーがないのも仕方ありませんね。逆に写真だけでアンチエイジングという機能性を訴求しているのだとしたら、うまいとも言えます。

でも、「PAUSE(止める)」という表現はいささか消極的な気がします。私が日本でこの広告を作り替えるなら、「PLAY」ボタンにするだろうなぁ。

何しろ日本語で「PLAY」は「再生」ですから、「PAUSE(止める)」よりももっと前向きな表現になると思います。

ところで、この商品、「ニベアヴィサージ・Q10アドバンスド・リンクルリデューサー・ナイトクリーム(Nivea Visage Q10 Advanced Wrinkle Reducer Night Creme)」っていう名前、あまりに長過ぎて舌を噛みそうなネーミングですね。

ネットで調べたら日本未発売らしく、並行輸入のコスメを扱うネットショップでは人気商品のようです。

【参考記事】
・NIVEA: Pause | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/print/nivea_pause

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