日本では受験生の御守りとして大活躍している「キットカット」ですが、グローバルなブランディングとしては、「Have a Break,Have a KitKat」というキャッチコピーのもと、ブレイクタイム(憩いのひととき)の必需品という商品訴求を行なっています。
そんな「キットカット」なんですが、いまフランスのCGアニメを使ったCMがスゴイことになっています。
何がスゴイのかというと、CMがまるでピクサーの短編アニメ作品のようにハイクオリティで、何度も観たくなってしまうぐらいのものなんです。それこそ、昨年劇場公開された「レミーのおいしいレストラン」のような感じ。
四の五の言わずに、まずはご覧あれ。引き込まれます。
■ KitKat - BREAK ULTIME
http://www.kitkat.fr/

今回紹介したCMとは別件で最近感じることがあるんですが、同じ広告費をテレビCMに費やすんだったら、15秒のCMを何度もヘビーローテーションで流し続けるより、放送回数を絞ってでも、クオリティにこだわった90秒や120秒のCMを流した方がいいんじゃないでしょうか?
例えば、過去に紹介したパナソニックの「ココロつなぐ物語」や、競輪のCMのように、きちんと長い尺を使って質の高いCMを流せば、観た人はもう1度観たいと思って、Webにやってくるし、ブログやSNSなどでも紹介する人は多くなるはず。
もちろん、限られた枠の中で表現する訓練を積むことで、クリエイターの質は高まると思いますが(逆にWebメディアの時間制限・文字数制限に対する寛容性によって、Webの人間に捨てる技術が育たないのも問題だと思う)、15秒はあまりにも短か過ぎて伝わらなさ過ぎると思います。
※ 「Webの人間が好き勝手言いやがって。そんなこと、とっくにわかってるよ。でも、こっちにはこっちの事情があるんだよ」という業界の方、ぜひそのあたりの事情を詳しくご教授いただければ幸いです。
【参考記事】
・Playing Kit Kat: www.breakultime-kitkat.fr | Ads of the World: Creative Advertising Archive & Community
http://adsoftheworld.com/media/tv/kit_kat_www_breakultime_kitkat_fr
・TV-spot “Kitkat: Ultimate break”[Advertolog.com]
http://www.advertolog.com/paedia/reels/2008/1/24/510085/
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