年末年始、ブログの更新にかまけて本を読むことをサボってしまった感がありますが、唯一読了した本『佐藤可士和の超整理術』のなかに、これは覚えておきたいという考え方があったので、メモしておきます。
どんなにカッコイイ“作品”を作っても、本当の意味で人の関心を引かなければ意味がない。単に奇抜なだけの表現は、瞬間的に注目されるだけで、すぐに記憶から消えてしまいます。商品の本質をきっちり捉えて効果的に表現してこそ、心に残るものを作ることができる。大切なのは自己表現じゃなく、どう人々に伝えるか――つまり、デザインやビジュアルの力を使って、本当に伝えたいことを相手に届けることではじめて、広告は機能するのだと自覚したのです。(32-33ページ)
広告業界のなかにすっぽり入ってしまうと、視点がディテールのほうへ狭まってしまって、自分たちのことが客観的に見えなくなってしまう。そして、「広告は注目されて当然という考え方は、間違っているんじゃないのか?」と、引いて見つめ直すことを忘れてしまいがちになる――この状況は、「本質的な問題のありかに気づくためには、客観的な視点をもつことが重要だ」と教えているのです。
本質を探るということは、一見、物事の奥深くに入り込んでいくようなイメージがあるでしょう。でも実は、どんどん引いて離れていくことだと思うのです。客観的に見つめてこそ、いままで気づかなかった真実や大事なエッセンスを発見することができる。(125ページ)
最初は、どうしても売り手側からの視点でものを考え、煮詰まってしまっていたところを、買い手からの視点に転換したことで、一気に解決できたのです。“売り方”ではなく、“買い方”に視点の軸を変えたことによって、問題解決の糸口が見つかったのです。(198ページ)
今年は去年以上に、良質のインプットにこだわっていきたいなぁ。
そうすれば、必然的にアウトプットにも厚みが出てくるはずだしね。
| 佐藤可士和の超整理術 |
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佐藤 可士和
日本経済新聞出版社 2007-09-15 |
ところで、佐藤可士和さんがブランディング・プロジェクトを手掛ける明治学院大学が、YouTubeで公式チャンネル(公式ですよね?)を立ち上げて、天野祐吉さんと佐藤可士和さんのトークセッション(全6編)を公開していました。
やるじゃん、明治学院大学! さっそく良質のインプット推進活動の一環として、じっくり拝見させてもらいます。
■ YouTube - 明治学院大学チャンネル
http://jp.youtube.com/meijigakuin

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