「アップルの比較広告『(DON’T)GIVE UP ON VISTA』」というエントリーを書いていて思い出したのですが、比較広告と言えば、かつてテレビCMで観た忘れられない比較広告があります。
それは、ペプシのテレビCMで、「45%の人が、ペプシを選びました」というもの。
私が小学生ぐらいの時に放送していた記憶があるのですが、「45%の人が選んだ」というフレーズを聞いて思わず「負けてんじゃん」と突っ込みを入れたことさえ覚えています。自社の負けを認めるというなんとも掟破りな比較広告でした。
しかし、その話をこれまで幾度となく話してきたのですが、みんな誰も私の言うことを信じてくれない。。。
「そんな広告は記憶にない!」、「そんな広告があるわけない!」、「このオオカミ少年めっ!」、「地獄へ落ちろ!」という罵声を浴びることばかり。
はてさて私の記憶違いか何かだったのか、と弱気になって最近ではその話を封印していたのですが、「アップルの比較広告『(DON’T)GIVE UP ON VISTA』」を書く際に思い出して検索してみたところ、そのテレビCMが放送されていた証拠を発見しましたっ!
やっぱりあったじゃん!
しかも、この比較広告について書かれたWebページでは、この広告の狙いを分析したコメントも掲載されています。
・比較広告資料館 比較広告の分類 | 確認比較
http://www.adcompare.jp/compare/09.html
違いを強調するのが広告のはず。特に比較広告では違いを具体的に並べるから意味がある。ところが違いではなく、ライバル商品と「同じだ」を強調する比較の手法があった。
納得。でも敢えて言うなら、このペプシの広告には、ライバル商品と「同じだ」とアピールするだけでなく、企業があえて正直に負けを認めるという姿勢が、逆に「ウソのない正直な会社」という印象を与える効果もあったのではないでしょうか。
なぜなら、消費者には「広告=自分の会社にとって都合の良いことだけ伝えるもの」というイメージがあるなかで、自社にとって必ずしも都合が良くないデータを正直に出すことは、これほどまでに信頼できることはありません。そして、日本人は判官びいきなので、あえて負けていることが強みにもなるかもしれませんしね。
ところで、ペプシの比較広告はアメリカでも多数ありますが、そのなかで特に話題になったのが、以下のテレビCM。
自社商品の優位性を強調しているようでいて、実は結果的に他社商品の方が2倍儲かってしまっているという点もちょっと笑えます。
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